げっそりした顔でタクシーターミナルに着いたのが午後1時半。
同じく流石に疲れた顔をしている運転手さんに料金を支払い、とりあえずスタバに避難した。お腹の調子もあまりよくないままなので、無難そうなマッシュルームのデニッシュと温かいカフェラテを頼んで一息つく。
加工で消したけど、マレーシアのスタバは名前を書いてくれるのが地味に嬉しかった。
Wi-Fiをお借りしてメールチェックなどを終わらせて、ついでに歩きすがらに見つけたCameron Valleyの支店(なんとタナ・ラタにお店があった)で紅茶を買い足して、バスターミナルへ。
今日はイポーというマレーシア第3の都市へ行くのです。
昨日の街歩きの最中にバスターミナルがタクシーターミナルの隣にある(ついでにトイレを使うのに0.5MYRかかる)のは確認していたので、バス会社にチケットを見せてバスへ。
車両は撮り忘れましたが、座席もふかふかの大型バスでした。
マレーシアのバスは寒いと聞いていたので、長袖のシャツ+腹回りガードにストールをぐるぐるに巻いて乗車するも、意外と暑い……と思っていたら、車が走り出した途端に冷房がフル稼働になりました。
各座席で調整できたけど、最終的には長袖があって助かったかなというぐらいの気温に。
走り出したバスは、一部「こんなところも通るの!?」と思うような片側急斜面の細い道も通りながら、ただひたすら山道を走り抜けていきます。
途中、トイレ休憩も挟んで、3時間。
「イポー!」というアナウンスに慌てて外に出ると、そこは結構きれいなバスターミナルでした。タナ・ラタのバスターミナルがほぼ外状態だったので、なんだか不思議な感じ。
しかし、ここで気を抜いてはいけません。
日本にいる間に確認済みだったのですが、イポーの長距離バスターミナルは観光エリアから車で10~20分ぐらいのところにあるAmanjaya Bus Terminalというところなのです(近距離バスは観光エリアのすぐ近くにある)。
だとしたら、次はどうやっていくか……正直タクシーはぼったくられそうで怖い(この時点で軽い英語恐怖症が出てたのもある)。というか、そもそもそのタクシー乗り場ってどこにあるの? バス会社のブースはあちらこちらにあるけど、全部シンガポールとかKLとか長距離なんですけど。
困惑しながら一階のフロアをうろついていると、インフォメーションセンター的なところを発見。聞いてみることに。
私「すみません。イポー駅(Ipoh railway Station)に行きたいんです」
案内のお姉さん「それならMy basのT30aに乗って。上のフロアよ」
わざわざ丁寧にメモまで書いてくれて、教えていただけました……ありがたさしかない。
早速バス乗り場がある2階へ行くと、丁度いいタイミングでバスが!
念のため「イポー駅に行きますか? 着いたら教えてください」とお願いして、バスへ。確か1.7MYRぐらいだったと思う。すごい。公共交通機関お財布に優しい……
結構ぎゅうぎゅうなバスに揺られること20分ぐらい。
無事、バスはイポー駅の近くにある近距離バスターミナルにつきました。
ここでも地元の人っぽいお姉さんに「イポー駅はあっちで合ってる?」と聞いて、笑顔で頷いてもらったのを頼りにバスターミナルを出てずんずん左へ。
無事、イポー駅前に着きました!
やったー! 凄く観光エリアの雰囲気がする!!!!!
(ちなみに途中でもう一度人に道を聞いたのだけど、「Ipoh railway Station」って言うよりは「KTM Station」って言った方が通じました)
ここからは手持ちの地図を頼りに歩きます。
ウォールアートに気を取られながら細路地を通って……
橋を渡り……
着いた! 本日お邪魔するお宿!
なんだかんだ移動で結構疲れたのだけど、そうしている間にも外はどんどん暗くなってきているので、お夕飯を食べに出る。
イポーは美食の町とも知られているので、ご飯も楽しみなんだよね! と思いながら地図を頼りに出かけて……
有名店のこちらと間違えて、
こちらの店に入りました(同じ通りにある)。
だけど、気にせずイポーと言えばのご飯を頂きました。
鶏肉ともやし!!!!!
あと、ロンガンと仙草ゼリー入りのお茶的な何か!!!!!
鶏肉は弾力がありつつジューシー、もやしは日本のとは違って太くて短めなんだけど、水分たっぷりでタレ(鶏肉ともやしは同じ味付けだった)と混ぜながらいただきました。美味しかったです。
ご飯後は街をぶらつきながらホテルへさくっと戻りました。
でも、夜になるとご飯屋さんの通りは夜店がにぎわってて、もうちょっと色々物色すれば良かったなって悔やんでる。