旅に出たいが口癖

路地裏とご飯に食いつきがちな旅好き人間が旅行後の備忘録に書くブログ。不定期更新です。

8/16‐① いざゆかん、憧れのグラナダへ(グラナダ)

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 朝5時45分起床、6時45分ホテル発。
 外はまだ暗いこんな時間にスーツケースを転がして外へ出たのには、理由があります。

 アルハンブラ宮殿へ、行くのです。

 スペインで行きたかったところは、2つ。
 ダリ縁の地・フィゲラスと、アルハンブラ宮殿があるグラナダでした。特にアルハンブラ宮殿は、その昔『世界ふしぎ発見!』で見て建物の美しさにときめきのヘッドショットをくらってしまってから、死ぬまでに一度は行きたいと思っておりました。
 行き方は幾つがあるのですが、バルセロナから行くなら飛行機が一番早いです。

https://www.vueling.com/

 ブエリング航空というバルセロナがベースのLCCがあると知り、早々にチケットを取りました。
 なお、持っていく荷物は最小限に留めました。
 海外の空港だとよくあることなのですが、荷物の置き方が雑(投げたりするのもよくある話)なのでトランクが破損とか口コミで見たことあるし、何よりロストバゲージしてしまうのが怖いしめんどい。
 どうせ2日後にはバルセロナへ戻ってくるので、ならば空港の荷物預かり場で荷物を寝かせておけばいいか……と思っていたのですが、まさかの空港の荷物預かり場はサービス中止していました(2023年8月時点の話です)。

bagsandgo.com

 代わりに見つけたのが、荷物の預かり&配送サービス。
 事前申込必須・預かり荷物は2個からですが、空港またはバルセロナ市内の主要ホテルで荷物を預け、指定日に指定場所へ送ってくれます。今回は空港で荷物を預け、翌日の夜に宿泊予定の空港近くのホテルへ荷物を届けてもらいました。
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 とりあえず、空港へ向かいます。地下鉄経由の空港線で行こうかと思ったのですがら何故か見つけたカタルーニャ広場の地下鉄入口が閉まっていたため、さっさと諦めて空港バスで向かうことにしました。
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 7時頃のバスはまだ乗客もまばら。うとうとしている内に、4日ぶりに空港へ戻ってきました。
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 荷物ピックアップの時間までまだ少しあったので、朝ごはん代わりに先日ホテルから頂いたチョコを食べ、一服して準備は万端。待ち合わせ場所へ向かったの……ですが………

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 待ち合わせ時間になっても、該当する車が見当たらない。

 予約サイトの指定場所はここだったよね!? と困惑しながら周囲を見渡したり、オフィスに電話したけど営業時間前で電話に誰も出ない。
 えー! どーしよ!! と泣きそうになりながら10分ほどおろおろして、気付きました。

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 車、ピックアップエリアの外れにいるアレっぽい。

 しかも、予約サイトの説明動画では車がが白かったので、なんか勝手に白いトラックが来るのかと思ってたら、普通に黒い大型のバンでした。そんなこともある。
 慌てて近寄り話しかけてみると、めっちゃ背が大きい黒人系のお兄さんがにこやかに対応してくれました。めちゃくちゃ謝りました。
 ピックアップはとても簡単かつ丁寧で、お互いの控えを照らし合わせて予約番号と連絡先(電話番号)、送り先を確認して預かってもらいました。なお、この時お兄さんは基本カタルーニャ語(スペインのカタルーニャ地方言語。バルセロナはこっちの方が主要言語)とサブで英語、私は片言英語と挨拶程度しかできないスペイン語でのコミュニケーションだったため、グーグルの翻訳機能がいい仕事をしてくれました。OK Google,なかなかやるやないか。マップは大昔のカーナビみたいなことになったりもするけど。

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 そんなこんなで荷物も預け、無事にセルフチェックインも終わり、搭乗時間までまだまだ余裕があったので、朝ごはんを食べ直すことにしました。
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 デリで買ってきたのは生ハムのサンドウィッチと、お水。あと、レジ横で見かけて美味しそうだったパステス・エナータ(エッグタルト)。
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 日本と比較するとスペインのご飯は為替抜きにしてもかなりお高い印象を持っているのてすが、とにかくハモン(生ハム)が美味しいのが嬉しい。あと、エッグタルトもとろとろで美味しかった……
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 一服してしっかり満足したので、搭乗口へ向かいます。
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 まさかのディレイ(遅延)。
 搭乗ゲートカウンターの地上スタッフさんが早口のスペイン語(かカタルーニャ語)で何か言ってるのが聞き取れず、困惑していたら普通にメールで遅延のお知らせが来たので、思わずその場にへたり込んでしまいました。他のお客さんも長期戦を覚悟して、行列を乱さず座り込む人がちらほら出てきます。
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 ……とはいえ、遅延は管制塔からの支持の影響か何かだったようで、10分程度ですぐに案内されました。
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 座席はLCCらしくシンプルかつこじんまりしてますが、1時間程度のフライトなので苦にはなりませんでした。ただ、前席シートポケットに食べたガムを擦り付けたお馬鹿な客がいたっぽくて、ちょっとした被害を受けました。許さん。
 CAさんたちは白のシャツに黒のタイトスカートにピンヒールで、とっても格好良かったです。
 気流の関係でちょっと揺れつつも、13時頃にはグラナダに到着。
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 日本やアジアの飛行機とは違い、降りる順番もCAさんに指示されるので、それまではおとなしく席に座っていなければなりません。丁度14時から市内で予定を入れていたので、間に合うかドキドキしましたが、降機OKの案内が出てからはスムーズに降りれました。
 写真を撮る暇もなく、グラナダ市内へと向かうバスに飛び乗り、一気に移動。
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 バルセロナとはまたちょっと違う日差しの強さと風景を見ながら、わくわくが止まりませんでした。