三島から東京方面へ少しだけ戻り、湯河原駅に到着。
ストレスまみれになった心を温泉で洗おうという魂胆です。
駅の中には湯河原温泉の発見説の一つであるタヌキが(なお、発見は諸説あるご様子)。
改札を抜けてすぐのところには、手湯がありました。
足湯よりもカジュアルに温泉を楽しめるのが嬉しいです。お湯を手にかけてみると、ハンドクリームが無いと生きられないレベルまでガッサガサになっていたあかぎれが、楽になりました。やっぱり温泉ってすごいですね。
ホテルまでは無料送迎バスが通っているので、ありがたくお世話になり、ホテルへ到着。
大きなホテルで1泊2食付きでお一人様プランがあるのはありがたいです。
お部屋はゆったりめのシングル。窓の外は道路ビュー。浴衣は部屋にあるのと女性は柄浴衣を使えました。ぜいたく。
チェックイン遅いとお夕飯の時間は早めになりがち……というキャパが大きいホテルあるあるを実感するお時間にお夕飯が決まったので、荷物を置いたら腹ごなしに散歩へ向かいました。
川沿いの緩やかな坂を上って……
万葉公園に到着。
明治期以降、文豪の方が訪れたという湯河原には、万葉公園に『文学の小路』たるものがありました。建物はお洒落にリニューアルオープンしたのだそうですが、後でお邪魔するとして、まずは散歩。
暗いトンネルを抜けた先には、滝。
そこから川の流れに沿って小路があります。
ずっと聞こえる水音と、木々がさらさらざわざわ言うのが耳に心地よかったです。
随所にリニューアルの結果と思わしき、素敵な休憩所がありました。
個室っぽくなってるのが今っぽい。
最終的に一番奥にあると思われる『惣湯テラス』に着きました。今回は遅い時間に来たため、お邪魔するのはやめておきます。
来た道を戻り、神社を覗いたり、たまに迷子になりながら散策路をぶらぶら。
古い鉄塔がそのまま残ってるのを見て、何となく某ホラゲを思い出すなどしていました。廃墟じみた風格を持つものも大好きです。
薄暗くなってきたので、慌てて玄関テラスまで戻ってきました。
余談ですが、玄関テラスには無料の足湯がありました。ちょっと一休みには丁度いいかもしれません。
炭酸のしゅわしゅわが欲しくなったので、ジンジャーエールをいただきました。すっきり。
その後、ホテルまで歩いて戻り、お風呂とお夕飯をいただきました。
ご飯は和洋の要素で構成された「ザ・旅館のごはん」。
一人旅プランの方は専用席が設けられていて、周辺に気を遣わずにご飯を食べられたのが良かったです。