どこのエリアでもあるあるだと思うのですが、「地元のテレビ塔的なタワーって、地元民こそ登ったことがない」のセオリーに基づき、近場にあるくせに登ったことなかったんですよねスカイツリー。なんだったら、建ててる最中もほぼ毎日見守ってたんですけどね。
平日の夜ならそこまで混んでないだろうし、ゆっくり見られるだろうと思ってお邪魔することにしました。
なんかロウソクみたいになっていらっしゃって、京都タワーを彷彿とさせる……
gotoの地域クーポンが使えたので、早速利用して当日券を購入。
エレベーターはあちらです。と、チケットカウンターのお姉さんの示した方に進んでいくと、アルコール消毒やセキュリティーチェックの後にエレベーターホールがありました。
案内のお姉さんによると、エレベーターは4基あって、それぞれ春夏秋冬のモチーフの装飾がされているとのこと。
ちょうどタイミングよく、乗客は私だけだったので貸し切りでした。
秋のモチーフはお神輿の鳳凰。
金箔張りの細工がきらびやかです。
大興奮してパシャパシャ写真を撮りまくっていたら、急激な垂直移動に伴う気圧の変化で一瞬耳が聞こえにくくなりましたが、無事に地上350mの天望デッキに到着。
東京タワーよりも高いところからの夜景は、一面キラキラしていました。
奥の方に東京タワーが見える。
建ってるエリアがエリアなので華やかなランドマークがあるわけではないのですが(そういうものを見たい方には東京タワーが間近で見られてスカイツリーも見られる森ビルの展望台をお勧めする)、奥の方の夜景が地平線に沿ってちょっとカーブしているように見える様は高いところに上ったのがよくわかって良い光景だったと思います。
夜を反映した黒い隅田川沿いに見えるのは浅草かな。
そんな感じでのんびりと夜景観賞をしていたのですが、唐突に爆音とともにハロウィンの映像が窓に流れ始めた時にはびびって端っこの方に移動してしまいました。何があったのかと思った。
最近流行りの鬼滅の刃のパネルもあるね……
くるりと見て回ったので、さらに上のフロアへ移動します。
天望回廊へ移動するべく、エレベーターへ(ここも貸切だった)。
……うーん、あんまり変わり映えがしない気がする(失礼)。
時間が時間だったこともあって、周囲はロマンチックな気分に浸りたいカップルがメインだったので、邪魔をしないようにしつつエレベーターで下の345mフロアへ戻りました。
フランスのエッフェル塔とコラボをしていらっしゃる様子。
さらに下の階の340mフロアには透明な床がありました。
1時間ほどかけて適度に満喫したので、お夕飯を食べて帰る事に。
帰りの地上階へ戻るエレベーターもやっぱり貸切でした。
こちらは夏の花火をイメージして江戸切子を散りばめたエレベーター。
凄くキラキラしていて、目の保養でした。
お夕飯はレストラン街をうろうろして、こちらに決定。
九州料理をメインに食べさせてくれるお店です。
定食を頼むと、とても美味しい「うちのたまご」が一個付いてきます。
この卵、羽田空港にも専門店があるのですが、とても美味しいです。
あれこれ悩んだ結果、お肉が食べたかったのでチキン南蛮定食をいただく。
これはおいしい。見ただけでおいしい。
タルタルソースの酸味がしっかりあるので、さっぱり食べられるチキン南蛮でした。
ご飯をおかわりして、卵かけご飯もいただいた。
流石にこれでお腹いっぱいになってしまったので、よろよろしながらホテルへ帰ることにいたします。
ちょうど始発があったから乗ってみたら、しばらくガラガラだった……
ホテルに戻ってきたので、ウェルカムドリンクチケットを使ってジンジャーエールとお部屋に持って帰るようにコーヒーを注文し、バーで一息つくことにしました。
ちなみにウェルカムドリンクはソフトドリンクだけでなく、お酒も頼めるご様子。
いやしかし、このバーエリア、雰囲気良いな。
ソーシャルディスタンス対策で大きなクマちゃんがところどころ座っていらっしゃるので、しばらくクマちゃんとお茶を楽しんでみました。他のお客様もクマちゃんを横に侍らせてパソコンしてたり、カップルでのんびりおしゃべりしていたりと、バーのイベントがなくてものんびりできていい場所だと思います。
ちなみに1階にはライブラリコーナーもあるみたいだったのですが、うっかり確認するのを忘れました。
部屋に戻ってからはコーヒーとか持参したお茶を飲みつつ、錦糸町の南口で買ってきた月餅をデザートにティータイムと洒落こんでみる。
夜寝てると外を走るバイクがめちゃくちゃうるさかったのだけは気になりますが(エリア的に仕方ない事なのか?)、全体的にのんびりホテルステイを楽しめる場所だと思います。
(余談ですが、「掃除してください」札は普通なのに、「起こさないで」札はセクシーでめっちゃ笑いました)