旅行2日目。
成田山 山門は朝日に包まれてぴかぴかに輝いておりますが、お酒に溺れて遅起きをした私は、ふらふらしながら朝ご飯をいただきました。
お寺の前にあるお宿ならではで、精進料理をいただきます。
お手製の飛竜頭(別名:がんもどき)がほろほろして美味しかったです。
ご飯後、最後にひとっぷろ浴びて、身支度を整えてからチェックアウト。
駅に戻る途中、表参道のお店が開店準備にお店の前を水で清めていました。この光景は朝からいないと見ることができないですね。
この日の予定はほぼ空港周りに固まっていました。
①日本一短い路線だそうな芝山鉄道の芝山千代田駅へ行ってみる
②ほぼ廃墟駅と噂の東成田駅へ行ってみる
③空港近くにあるという航空科学博物館へ行く
④空港近くのホテルに泊まって飛行機を見まくる
旅好き……から流れて空港好きなので、空港周りのあれこれは興味津々なのです。今まで行った事がない所へ行ってみようと思うと、どんどんディープになっている自覚はございます。
まずは、京成成田駅から空港方面の電車に乗って、終点の芝山千代田駅へ向かいます。
「日本一短い鉄道」の名を冠する芝山鉄道は、東成田~芝山千代田間の一駅しかないので、京成線が乗り入れているのです。便利ですね。
着きました。
土曜日の10時台の電車なので、降りるお客さんは鉄道か飛行機を愛する紳士淑女と思われる方がちらほらいる程度でした。
suicaは使えないので、他の駅に戻った時に精算してもらいます。
駅のローターリーの風景。
shibayama-kankou.com
芝山千代田駅がある芝山町では、遺跡とか埴輪(はにわ)が出土するのではにわがお出迎えしてくれるのでしょう。ちなみに、県道62号線は定期的に埴輪が設置されてる「はにわ道」となっております。町では「はにわ祭り」というものも開催されております。
去年中止だったのは知らなかった……
駅の観察に戻ります。
主な利用客が空港関係者と想定されるので、朝のピークタイム以外は1時間に1~2本のご様子。
改札を出たところにはマニアでなくともついつい押したくなっちゃうスタンプが2つもありました。
メモ帳を持って行くのを失念していたので、急遽ブックカバーの裏を使いました。
料金表も京成線が乗り入れているので、芝山鉄道部分は端っこになってます……愛おしくなってくるささやかさです。
駅構内にはささやかにグッズのご案内もあります(購入は有人改札で)。
タオルを買いました。
駅から少し歩くと、高架上で折り返しの出発を待つ電車と目が合いました……指がもろに入ってしまってる。
……と、ここまでチェックしたところで、この後の予定はどうするか悩むところです。
ここから航空科学博物館の最寄り駅なのでこのまま行ってもいいのですが、バスは1時間に1本ある程度。徒歩では30分ほどかかります。炎天下の中、こちらは荷物も抱えていたのでそれは避けたい。
どうしよっかなー。このままダッシュで駅に戻ってもいいけど、それだとなんかもったいない気がする……と貧乏性が頭をもたげたところで、先程からはためいているのぼりの文字が目に飛び込んできました。
あ、スーパー銭湯的なものあるんだ。
スマホで調べてみると、芝山千代田駅から徒歩3分という好立地。営業も11時からなので丁度よさげです。
カプセルホテル的な宿泊設備もあるので、空港を経由する時の前泊・後泊にも良さそう。
そんなわけで、行ってみました。
お店の前には成田空港周辺の歴史(色々あったものね……)が記されています。
今回は3時間以内のショートコースでお邪魔しました。
開店したばかりなので一番風呂です。館内の写真はありませんが、地下から温泉を引いていて、褐色濁り湯な温泉が露天で楽しめます。温泉につかりながらふと空を見上げると、飛行機が飛んでいるというなかなか素敵なロケーションでした。
帰りの電車の事もあるので1時間程でお暇することに。
朝イチでかいていた汗をさっぱり流せたので、駅に戻ります。
目指すは意外と近くにある秘境駅・東成田駅です。