久しぶりに姉妹での旅行という事もあって、深い話からどーでもいい話まで喋り倒して爆睡した翌朝は7時ぐらいに起床。
今日1日は初香港(ただし滞在時間は約1日半)の妹が行きたいところを中心に巡ります。
ちなみに妹が挙げた香港でやりたいことは下記の通り。
①朝ごはんにお粥を食べたい
②海越えタクシーを使って香港島に行きたい
③博物館か美術館に行きたい
④上環の文武廟へ行ってみたい
⑤銅鑼湾にあるヴィヴィアン・ウェストウッドのカフェでアフタヌーンティーをしたい
⑥本屋に行きたい
この内、⑥は昨夜完了していたので(エッグタルトを食べた澳門茶餐廳の並びに本屋があった)、残り5つを楽しむべく行動開始。
まずは朝ごはんから。
海越えタクシーはどこからでも乗れる訳ではなく、専用の乗り場があるとガイドブックに書いてあったので、タクシー乗り場方面に歩いてみようか……と細い路地を通ったところ、丁度よくお粥屋さんを発見。
そこそこ混んでるし、観光客に混じって地元の人っぽい感じのご家族もいるようだったのでええ感じの店だと判定して入ります。大概混んでいるお店は美味しい。
私はフィッシュボールの、妹はモツ入りのお粥。それに油条(ヤウティウ)を注文しました。
でかい。
どんぶり1杯なみなみとお粥なので、2人で1杯をシェアするぐらいが丁度いい気がします。
お味はというと、中華のお粥らしくスープとあっさり目の塩味が美味しかったです。お米もほろほろになっていた。
お腹がいっぱいになったところでタクシーを拾おうとなったのですが、なかなか掴まらない。
香港のタクシーは行先によっては運転手さんに乗車拒否をされる事もあるとは聞いていたのですが、ここまでとは……どうしても海底トンネルを使って香港島に行きたかったらUberの方がいいかもしれません。
20分ほど粘ってタクシーがつかまらなかったので、大人しくスターフェリーに乗って香港島へ向かう事にしました。
途中、昨日飲んだ『%Arabica』があったのでまたカフェラテを飲んでしまった。
フェリー経由で中環駅に着いたら、今度は地下鉄に乗って上環(Sheung Wan)へ。
こちらは香港島側の下町の風景が残るエリアだそうです。ここから行きたかった文武廟へ向かいます。
まぁ、とにかく、坂が多い。
イコール、階段が多い。
考えてみれば香港島って夜景見物の名所であるビクトリア・ピークもあるし、山がちなエリアな気がします。高低差が結構ある。
目の前に出現した階段をぜぇぜぇ言いながら昇り、途中骨董品街を横目にしている内に見つかりました。
文武廟(Mon mo Temple)。文学の神様「文昌帝君」と関羽として知られている武神「関聖帝君」が祀られてる道教系のお寺です……って、調べて今知りました。確かにナイス髭の神様いらっしゃったけど、あれ関羽様だったのか。
明かりを絶やさないように
そしてお線香を絶やさないようにと、願い事を書いた短冊を付けたランタンや渦巻き型の線香が圧巻。
外観はこじんまりとしたお廟ですが、中に入ると大好きな色彩やデザインがたっぷり詰まっておりました。
お廟を出たところでもう少し上環を散策しようと中環方面に向かって徒歩移動です。途中、すくすく成長しまくったガジュマルの木に遭遇したり
(意外とこのサイズ感の木を超絶繁華街である尖沙咀でも見かけました)
最近ではどこの都市でも見かけるようになったウォールアートを見たりしつつ、いつの間にか香港名物だそうな坂道にかけられたエスカレーターのところまでやってきました。
(いつもながら顔モザイクが雑ですまない)
中華だけでなく、イタリアンやトルコ料理、ギリシャ料理など様々な国のおしゃれなレストランが立ち並ぶオサレストリートのご様子。
丁度お昼も近いし、そろそろご飯屋さんを考えた方がいいかな……と思っていたら、小脇にMARKS & SPENCERというイギリスのスーパーマーケットを妹が発見したので、涼みがてらに入ってきました。
写真はないですが、流石イギリスのスーパー。紅茶やハーブティーの品ぞろえが豊富でした。軽食スペースもあって、一人旅だったらあそこでお昼にしてたと思います。
お買い物タイムに入った妹を待つべく、お店の外に出たところ、香取慎吾さんが香港観光局の要請を受けて夜間に18時間かけて描いたというウォールアートも見つけました。ちょっと龍っぽいデザイン。
お買い物も終わったところで、お昼ご飯の場所を求めてさまよいます。
とはいえ、エスカレーターは気になるから乗ってみる。
ちなみにこの間もとにかく蒸し暑くって、簡単に水分と塩分が体から出て行ってるのを実感します。
そのため、エスカレーターの一番上まで行って、階段で下に降りてる最中に見つけたおしゃれなカフェでジェラートを食べることに。
アフォガード(確か66HKD)。
日本円に換算するとお高いです……かなりお高いです。千円近い……まぁ、観光地価格だ! 微々たるお金ですが経済回すのに貢献できればいいや!
ちなみにジェラートは味が選べたので、ヘーゼルナッツ味にしました。エスプレッソによく合いました。
もちろんこれでお腹が満たされるわけなどありません。
蒸し暑い中をふらふら歩いていたこともあって、体力は限界。塩分取った方がいいだろうなとは分かりつつも、食指が動くレストランもない……というあまりよくない事が重なった結果、この後二人揃ってプチ不機嫌になってしまいました。
打開策は次に続く。