妹の「……Uber使おう」の鶴の一声により、ちょっと悪くなっていた雰囲気は元に戻りました。
このまま険悪にならないところが妹のいいとこだな……と思いながら(私なら確実に意固地になる)、スマホを取り出す。既にクレカ登録済み&grab(東南アジア版Uber)で使い方は大体把握してた私が即車を呼び出し、数分後には車に乗り込んで次の目的地である香港公園へ。
余談ですがイギリスの影響でチップ文化があるためか、そもそもUberに通常装備なのかは知りませんが、到着後のドライバー評価の時にチップを支払えるんですね。すごくびっくりした。
何はともあれ、香港公園到着。
金融センターも多々ある香港のオフィス街にある都会のオアシスです。ここに茶芸館があるみたいだから、お昼そこにしようという妹に完全同意。今回の旅のプランニングは主に私ですが、調べきれてないとこを埋めてくれるのすごくありがたい。
静かな公園の中にあるせいか、ゆったりとした時間が流れているいいお店でした。
お茶は別々に選べるので、妹は香港でよく飲まれているプーアル茶(香港ではポーレイと呼ぶらしい)を、私は台湾行ってからドはまりしてしまった烏龍茶である金萱茶を注文。後はお互い適当に食べたい飲茶を数点チョイスしました。
スープに浸した揚げ湯葉の春巻きが美味しい。
小腹と水分が満たされてやっとメンタルが落ち着いたので、茶芸館のすぐ近くにある茶器博物館へ。
イギリス占領下の時代は海軍の指令部?があった建物らしいです。館内無料だったのですが写真は撮り忘れました。外観の通り、中は小洒落た洋館でした。
1階は伝統的な茶器とミュージアムショップ(茶器にまつわる博物館らしく、茶葉の扱いも豊富でした)、2階は特別展なのか現代の作家が作った前衛的な茶器が目白押しで見てるだけで楽しかったです。
ふらふら見て回って、終わった後は公園内を散策。
金融街のビルを借景にした都会のオアシス感が半端ない。
公園を突っ切って、金鐘駅に向かおうとしたのですが、ふらりと歩いてたら中環エリアに着きました。途中、ビルを抜けていったら長江公園というところもあり、こちらは滝が。
(ナチュラルに滝は撮り忘れる)
今度はここから銅鑼湾(Causeway Bay )へ向かいます。地下鉄で行っても良かったのですが、折角なのでトラムに乗りました。
2階席は風が気持ち良かったです。
到着アナウンスはないので、Googleマップとにらめっこしながらのんびり20分ほど移動して、銅鑼湾に到着。
ファッションビルが立ち並ぶ繁華街です。
ここにヴィヴィアン・ウェストウッドのカフェがあるのですが、行ってみたところ、まさかの改装中。
前情報がなかったとはいえ、これは悔しい。
二人して打ちひしがれて一気に脱力し、そのまま尖沙咀に帰ろうと意見が一致。
気がつけばこの時点で一万歩ぐらい歩いてくたくたでした。