旅に出たいが口癖

路地裏とご飯に食いつきがちな旅好き人間が旅行後の備忘録に書くブログ。不定期更新です。

5/20-21 友とのゆるり旅(三沢周辺)

 友人の車に乗せてもらい、青森市から西へ移動。
 途中、サイレントヒルもかくやと思われる霧深き山道を(友人がめちゃめちゃ頑張って運転してくださったお陰で)越え、無事本日のお宿に着きました。

hoshinoresorts.com

 泣く子も黙る星野リゾートです。
 駐車場からフロントへ移動する途中、丁度お散歩終わりのお馬さんと遭遇しました。
f:id:komatabi:20240118212301j:image もっこもこのもちもちで、かわいい。
 エントランスから客室までは、一度地下に降りてお土産屋さんなどがあるフロアを通っていくのですが、この時点でお客さんを楽しませる仕組みが沢山ありました。
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 広いフロアがお祭りのような華やかさ。
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 ウェルカムドリンクの代わりに、リンゴジュースが出る木(蛇口)。
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 更には客室棟へ向かう通路も、春だから桜の提灯で華やかに演出されています。
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 友人曰く、この辺りの内装は季節によって違うそうなので、どのシーズン行っても目が嬉しくなりそうです。
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 お部屋はこちら。
 一番お手頃価格なお部屋ですが、広々としているし、ベッドもふかふかで気持ちいい。ついついまったりしてしまいました。
 久しぶりに会う友人とついつい話も弾みつつ、あっという間に夕食の時間になりまして……
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 強欲さが爆発してしまって食べ過ぎました。
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 おかわりもするんだから、私はいい加減ビュッフェの時は一口ずつの量を取ることを学んだ方が良い。案の定、動けなくなりました。
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 一応、お部屋の中でできるアクティビティとして、お話ししながらこぎん刺しでもやろうかとキットは買ってきていたのですが、とうとう使わずじまいでくったりしておりました。ちなみにまだキットは開封すらしていません。コインケースが作れるはずなので、その内やろうと思います。

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 お風呂も入って、のんびり寝て
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 翌日。

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 昨夜、しっかり食べたので朝ご飯はささやかに……できませんでした。青森美味しいもの多いから食べ過ぎちゃう。
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 ご飯の後は、館内でやってたホタテ釣りに興じたり、
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 隣接する渋沢公園をお散歩しました。
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 公園は、かっぱ沼の周りをぐるりと回る40分程度の散策コース。
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 ポニーのお家があったり
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 沼の中心には立派な浮見堂があったり
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 津軽金山焼の回廊があったりと、とても立派でした。
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 この日は夕方の飛行機で東京へ戻るのですが、まだまだ余裕があったため、ちょっと寄り道。
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 道の駅に立ち寄ってもらいました。

www.towadapia.com

 お土産を色々買ったのですが、『なかよし』を友人が見つけてくれて、しっかり購入。

hanaman.net

 要はイカとチーズが合わさったお酒の友なのですが、これ止まらなくなるんです……ブラックペッパー味が好きです。

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 道の駅でお買い物の時間をいただいた後は、空港まで送ってもらい、お土産屋さんを眺めて『いのち』を大量買いしたり、ゆっくりお茶しながらお喋りをしました。久しぶりにお会いできた友人と沢山お話しできて嬉しかったです。
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 そして、友人とお別れして搭乗ゲートの待合場所で
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 最後の最後までシャイニーのリンゴジュースの自販機の熱烈なアピールを受け、青森の本気を感じたのでした。


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 青森、何度かお邪魔しているのですが毎回行く度に発見があって楽しいです。
 いつかは下北半島の方とかも行ってみたいです……運転の練習をしなければいけませんね!!!

5/20 友人と行く青森の魅力凝縮ツアー(青森市内)

 朝9時前、のんびりと起床。
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 お宿は素泊まりだったので、昨日津軽中里駅の近くの洋菓子屋さんで買っておいたマドレーヌを朝ご飯にいただきました。
 今日は友人と三内丸山遺跡などをめぐる予定なのですが、チェックアウトの時間から待ち合わせまで時間があるので、少し駅周りを散策します。
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 まずは海の方へ歩いて行って……
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サザエさんのタマになれそうなフォトスポットがある……)
 『ねぶたの家 ワ・ラッセ』へ。

www.nebuta.jp

 青森ねぶたを中心に、ねぶたの歴史や魅力を体感できる施設です。
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 可愛い金魚ねぶたが泳ぐ通路を通って……
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 圧巻。
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 五所川原立佞武多の見上げる感じとはまた違う、視界いっぱいに広がる大パノラマに圧倒されます。
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 題材も色々あって面白い。
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 ワ・ラッセを出た後は周辺をもうちょっとうろつき、もうちょっと時間があるから先に自宅用のお土産を買っておこう……と、アウガ地下の新鮮市場へ。

www.auga.aomori.jp

 お目当ては、シャイニーのリンゴジュースです。

komatabi.hatenablog.com

 コロナ禍ど真ん中で旅に出ずらかった3年ほど前、友人と地元の名産品の送りあいっこをしたのですが、その時に教えてもらったシャイニーのリンゴジュース豆知識(物産展などで県外でも金・銀缶は見かけますが、青森県内には赤・青・白とある)がずっと気になっていたのです。今こそ買うべきだと思ったんだ。
 そんな訳でふらりと目についたお店でジュースを購入したのですが、その時にお店のおじ様からたくさんのリンゴジュース豆知識を頂くことになりました……流石、青森。林檎に対する情熱が凄い。
 その時に伺ったことですが
・シャイニーのねぶた金、銀はストレート果汁。他の色は濃縮還元をブレンド
・要はブレンドによって味の違いが出るけど、全部果汁100%には変わりないよ! あと違うとしたら、賞味期限の長さとかだよ!
・リンゴジュースは温めると酸味をより感じられるので、林檎農家さんは疲れてる時にリンゴジュースを少し温めて飲むのだそう
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 怒涛の情報量に目を回していたら、「飲み比べするなら、別ブランドのブレンドとストレートと比べるのも良いですよ……!」とおじ様からのにこやかなプッシュも追加され、最終的にJAアオレンのジュースも買いました。ちなみに、話を切り上げるタイミングが分からなくなってしまい、友人との待ち合わせは遅刻しました……本当に申し訳なかった。

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 その後、友人とも無事合流し、三内丸山遺跡へ。

sannaimaruyama.pref.aomori.jp

 今から約5,900年~4,200年前(紀元前3,900年頃~2,200年頃)の縄文時代前期~中期の大規模な集落跡がある遺跡です。『北海道・北東北の縄文遺跡群』に含まれる世界遺産でもあります
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 まぁとにかく、広い! そして、でかい!!!!!
 エリアの広さも凄いのですが、何よりも建物の大きさが想像と全然違ってめちゃくちゃ大きかったです。
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 縄文時代の建物のイメージって、竪穴建物(地面に穴を掘って床とし、半地下みたいな形でお家ができている建物)だけだと思うんですが、とんでもない。
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 地面に穴を掘って柱を立てた『掘立柱建物』(高床式と想定されて復元されている)があったり……
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 その掘立柱建物も、どう考えてもサイズ感がでっかいタイプの建物跡があったり(穴を覗くと、栗の木の柱が残っていました……流石栗の木。頑丈だって『鉄腕DASH』でも何度も言及されるだけある)。
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 そんな大きな掘立柱建物とか櫓的なものが復元されたやつが大きすぎて、「豪商の建物じゃん……!」と、うっかり先日訪れた斜陽館を引きずった発言が出て、友人を苦笑させるなどしてまいりました。
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 中も勿論、驚きの広さ。
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 あと、入り口でもある縄文時遊館には板状土偶(レプリカ含む)が展示されていたのですが、何とも言えずいい味を出しているデザインでございました。
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 この子とか、何とも言えないいい顔をしている。
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 他にも、縄目模様でおなじみの縄文土器を見たり……
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(いや、本当にこのデザインを考えた昔の人、天才すぎるでしょ。機能美とデザインの両方がいい感じに詰まってて素敵)
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 重文が惜しみなく展示されてる、太っ腹すぎるスペースがあったり……
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 お昼は館内のレストランでいい匂いにつられてカレーを頂いたり、家族へのお土産に遮光式土偶のレプリカを買ったりしました。

 お昼の後は、友人が車を運転してくれて、本日のお宿へ移動……したの、です、が。


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 霧が凄い。

5/19 ばたばた津軽巡り③(金木〜青森)

 13時半頃、金木駅周辺。
 ラーメン屋さんから更に歩いて、やって参りました。

www.kanagi-gc.net

 津軽三味線会館。ノーマークだったのですが、津軽三味線の事を知ろうかとちょっとだけ覗いていくことにしました。
 しかし、津軽三味線ライブの終了時間に入館してしまいまして……意気消沈しながら、とりあえず中をさらっと見ていきます。金木出身の有名な唄い手さん(この言い方で合ってるんだろうか……)の経歴や音声、世界の楽器などを見ることができました。

 津軽三味線会館を出た後は、お向かいにあるこちらへ。
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 本日のメインイベント、太宰治の生家『斜陽館』にお邪魔します。

dazai.or.jp

 太宰治に関しては、わざわざ弊ブログで記載しなくとも教科書などでご覧になった方も多いでしょうから割愛いたします。『人間失格』、『走れメロス』、『斜陽』などなど、名作を書かれた御方です。
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 代わりに国指定重要文化財になっているお家について、がっつり見ていくことにいたします。
 斜陽館自体は太宰の父、地元の名士であった津島源右衛門によって建てられました。
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 当時の建築費用は4万円。現在の価値にすると7億ほどとのこと。青森県産のヒバをふんだんに使った大地主様の豪邸です。
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 見てください、この立派な土間!!!
 ここに地元の小作人たちが作ったお米が集められ、奥にある蔵へと運ばれたのでしょう。もうこの時点で、豪商のお家の一端をがっつり見せられた気がいたしました。いやぁすげえや!
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 建物の外観は木造の和風建築二階建てですが、部屋数はたっぷりあります。
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 津島源右衛門氏は衆議院議員や貴族議員をしていた他にも、地元の銀行業などもされていたようなので、ご自宅が銀行も兼ねていたようでして(!)。窓口もありました。
 他にも、
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「あ、釘隠し可愛い」
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「塀が赤レンガ!? しかも、面によって積み方が違う!?なにその手のこみよう!!」
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「階段のこんなとこにも可愛いのが……」と、心中大忙しでした。建築の装飾って可愛くって好きです。
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 いやーやばいわー。流石7億の豪邸凄すぎるわー! と、完全に俗っぽさ丸出しで酔っぱらった顔になってしまいました。一応『斜陽』も読んでいるので、書き出しの優雅で物悲しさすらあるあの文章を思い出したはずなんですが、それよりも建物の圧に圧倒されてしまった……
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 ところでこの斜陽館。太宰氏の死後は地元の旅館会社に売却され、一時旅館として運営されていた時代もあったそうです。『斜陽館』という名は、その時に付けられたとのこと。
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 作品自体が実家の状況をモデルにしているとはいえ、改めて考えると凄い名前ではあります。ただ、全体的に赤色や暖色が目に入りやすいこの建物に、やけにしっくりくる印象を持ったのもまた事実。

 斜陽館を辞した後は、向かいにある観光物産館(『産直メロス』という何とも疾走感ありそうなお名前でした……)をちょっと覗き、おかしを購入し……
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 駅まで戻って、電車の待ち時間におやつタイムを取りました。
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 青森の銘菓『いのち』です。ふんわりしたスポンジっぽい生地と、まろやかなクリーム、季節によって出てくる限定フレーバーが魅力のお菓子。名前も絶妙としか言いよう無いです。

www.rag-s.com

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 いのちおいしいよいのち。


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 さて、電車が来たので乗り込みます。
 次の目的地は、終着駅の津軽中里駅
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 私鉄では本州最北端駅となります。折角津鉄に乗ったんだから、ちゃんと全線コンプした方が良いよね! という、謎のコレクター魂がうずいた結果です。
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 金木の隣駅である芦野公園は桜の名所。流石にお邪魔したGW明けは桜も散っていましたが、沿線からは藤の花を見ることができました。
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 水が張られて銀色になった田んぼを車窓から眺めている内に、津軽中里駅に到着。
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 ……とはいえ、特に目的地があるわけでもなく、折り返しの電車に乗って五所川原へ戻るので、時間はそんなに潤沢にはありません。
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 ちょっと駅の中や周りをふらふらして……
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 ローカル感がたっぷりな洋菓子屋さんを発見。明日の朝ご飯用にマドレーヌなどの焼き菓子を買い、駅へ戻ります。
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 そのまま、来たルートを戻り、JRに乗り換え、あれやこれやで……
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 無事、まだ明るいうちに青森駅に到着。
 とりあえず本日のお宿に荷物を置きに行きます。

www.booking.com

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 今回のお宿は駅近くのアットホームな旅館。お風呂・トイレ共用な分、大変リーズナブルに泊まれました。海外から来たバックパッカーなお客様もいて、ちょっと英語使って会話したりもしました。
 さて、お夕飯ですが……

akaneyaaomori.owst.jp

 目についた駅前の居酒屋さんが地元料理もやってそうだったので、こちらにお邪魔しました。
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 とりあえず、もずくとお刺身とノンアルコールビールをいただき……
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 まだ行けるな。と、バラ焼きを定食で発注。
 青森(というか十和田だったはず)名物 バラ焼きはあちあちの玉ねぎがお米ととても良く合います。美味しかった……

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 しっかり満腹になり、コンビニにも寄ってちゃっかりおやつを買った後、本日はお宿に戻り終了。
 明日は友人と合流し、三内丸山遺跡へ向かいます。

5/19 ばたばた津軽巡り②(五所川原〜金木)

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 お昼ちょっと前に到着した五所川原駅
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 小雨が降る中、目的地の『立佞武多の館』へ向かう途中、駅前のメインストリートだけ電線が無いことに気付きます。

tachineputa.jp

 すっきりした景観を眺めながら10分も歩かない内に『立佞武多の館』に着きました
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 周辺の建物よりもひときわ大きい。入館料を払って、早速順路へ向かいます。
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 青森といえば8月(旧暦七夕)のねぶた祭りですが、ねぶたは地域によって様々な特徴があるのも魅力。
 TVなどでよくお見かけするのは青森市内を中心としたねぶたですが、他にも弘前エリアの扇型のもの、そして今回お邪魔した五所川原の辺りに見られる立佞武多などがあります。
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 入館して直後、早速立佞武多がお出迎えしてくれました。
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 でかい。
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 高さ約23メートル、重さ約19t程のねぶたは毎年1体祭り用に作られるのだとか。首を真上に上げないと見渡せない大きさに、ちょっと興奮してしまいます。祭りの時にはこれが動くんだよなぁ……凄いなぁ……。
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 普段はこの『立佞武多の館』に保存されている立佞武多ですが、祭りの時にはなんとビルの外壁が一部スライドして(!)そのままメインストリートへ繰り出す仕組みとなっております。巨大ロボットの出動シーンみたいです。年甲斐もなくワクワクしちゃう格好よさ。
 余談ですが、立佞武多の出動のためにメインストリートは電線が地中に埋められているのだとか。祭りに対する本気が窺えます。とても素敵ですね!
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 地上から見上げた後は、エレベーターで上まで上がり、螺旋の回廊をゆっくり下りながらねぶたを見たり、壁面に流れるムービーを見たり、通路に展示されている制作パーツや説明パネルを見ることができます。
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 手だけでこの大きさ。

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 1時間近く『立佞武多の館』を満喫した後は、駅に戻り、本日のメインイベントの一つである津軽鉄道(通称:津鉄)に乗り込みます。

tsutetsu.com

 津軽鉄道といえば、有名なのは冬のストーブ列車。列車の中にだるまストーブが置かれ、雪景色を見ながらストーブでスルメを炙って食べられると聞いております……これも一度冬装備をしっかり整えてお邪魔したいところです。
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 地方の電車、頑張ってる……(おらが県の銚子電鉄を思い出した顔)。
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 丁度よく、『走れメロス号』に乗ることができました。
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 これから行く金木は、文豪 太宰治の生地。それにちなみ、列車に名前が付けられているのだとか。
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 ごとごと走るメロス号に揺られていると、アテンダントさんを兼ねた車掌さんの観光アナウンスが聞こえてきます。観光客にはとても嬉しい情報です。しかも、下車駅の観光相談や手作りの地図をいただくこともできます。グッズも売ってらっしゃったので、クリアファイルを買わせていただきました。
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 青森の情報がぎっちり書き込まれたこちらは、旅行中にいただいたパンフレットやチケットなどをたっぷり詰め込ませていただきました。

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 ほのぼのと車窓を眺めながら25分ほど揺られ、金木駅に到着。
 とりあえず、まずはお昼ご飯を食べに行きます。

tabelog.com

 いただいた地図に載っていた、こちらのお店。
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 しじみの名産地としては島根の宍道湖のイメージがめちゃくちゃ強かったのですが、青森の十三湖も有名。地の物が食べられるのは嬉しいな……と、こちらのしじみラーメンをいただきに伺いました。
 物凄く話は飛びますが、この十三湖、海が近いエリアには『十三湊遺跡』という中世14~15世紀頃に日本海の海運業で栄えた豪族の遺跡があるのですが、津軽鉄道の終着駅 津軽中里駅から更に北西の方にあり、行くのがどう考えても車無いとしんどそうだったので今回は断念しました……いつかね……行けたら行こうね……運転の練習しないとだめね……。
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 しじみラーメンは、貝の出汁がしっかりと出たあっさり塩味。
 心身に染みるほっとする味をいただいて、目的地へ向かいます。

5/19 ばたばた津軽巡り①(羽田空港〜五所川原)

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 5月某日、早朝の羽田空港
 自分と同じく早朝便目当てのお客様で意外と人がいる中、チケットを発券し、朝ご飯を食べに向かいます。
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 今回の旅先は青森。
 前回の佐賀旅行の際、吉野ケ里遺跡に行ったからには三内丸山遺跡にも行きたい……と呟いていたところ、近隣にお住いのフォロワー様からお声掛けいただき、遊んでもらえることになったのです。ついでに自分が行きたいところが別にあったので、有給をぶんどって2泊3日の旅行を組みました。
 まずは、朝ご飯。

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 早朝の羽田はやっているお店が少ないので、先にお店を調べておいて、こちらにお邪魔しました。
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 あっさり優しい朝ご飯の定食が食べられるお店。
 千葉の一部で作られている幻のお米『多古米』が供されます。開店直後の1周目には間に合いませんでしたが、平日だったのも良かったのかちょっと待ってたら入れました。
 お粥セットを注文。
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 あっさり胃に優しいお粥さんでございました。
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 ご飯の後はさっさと保安検査を抜け、コーヒー片手にニュースを見てのんびり過ごし、定刻通り搭乗・離陸。しっかり寝てこれからの移動に備えます。
 初日はがっつり一人旅。お目当ては五所川原立佞武多と、太宰治の生家『斜陽館』、そして私鉄としては本州最北端の駅を有する『津軽鉄道』です。
 ちなみにお宿は明日の事を考えて青森市内に取っていました。こうなると、朝一番から動き回るとは言え、車社会の地方に行くと時間配分が大切になってくる旅程です。お夕飯を食べられるお店を探す必要もあるので、青森駅周辺は夕方には着いておきたいところ。
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 そんな訳で、空港を飛び出し、思ったより涼しい外に震えながら弘前駅行きのバスに飛び乗ったのです……が。

 

 移動開始30分でお腹を壊しました。

 

 なお、バスにトイレはついていないタイプ。残りの距離はGoogle Mapで調べて、残り30分程度。
 我慢するの無理だな……と察したので、バスの運転手さんに無理をお願いして、途中のコンビニの前で降ろしてもらいました。他の乗客の皆様にはご迷惑をおかけしました……
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 コンビニでトイレをお借りし、温かいお茶を買い、自分でタクシーを呼んで再度移動開始。
 運転手さんがいい方で、渋滞した道があったら細い道を駆使して爆速で駅まで送ってくれました。お礼を言って、猛ダッシュ五所川原行きの電車に乗り込みます。
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 無事、五所川原駅に到着。
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 五所川原駅津軽鉄道の始発駅でもあるので、次の電車の時間を確認してから、まずはお目当ての『立佞武多の館』へ向かいます。

1/9 最後はやっぱり食で締める(長崎市内~長崎空港)

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 旅行最終日の朝。
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 今回のホテルも素泊まりだったので、朝ご飯は美味しいパンを買いに行こうと朝の散歩へ繰り出しました。

tabelog.com

 GoogleMap片手に10分ほどうろうろして、着いたお店がこちら。
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 口コミも良さ気だったので来たのですが、7時半過ぎの来店にも関わらず、そこそこの行列ができていました。
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 パンはハード系。
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 確か胡桃のバトンと、ホワイトチョコ&マカデミアを買いました。美味しそうな香りにたまらなくなって、コーヒーも発注。

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 ご飯の後は荷物をホテルに預けてチェックアウトし、帰りの飛行機までうろうろします。
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 昨日の夜、グラバー園界隈で見かけて気になってた軍艦島デジタルミュージアムへ。

www.gunkanjima-museum.jp

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 ここから軍艦島上陸ツアーなんかもやってるみたいで、乗船前の解説をしているのを横で聞きながら、サイバー感溢れる展示を楽しんでまいりました。
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 実際の石炭が見れたり、採炭の様子をプロジェクションマッピングで体験できたり、
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はたまた当時のアパートでの暮らしを覗き見できたりします。
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 再現された急こう配の地獄段を上り下りもできるよ!

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 1時間オーバーみっちり楽しんでしまい、続きましては長崎市旧香港上海銀行長崎支店記念館へ。

www.nmhc.jp

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 名前の通り、香港上海銀行長崎支店の跡地なのですが、長崎近代交流史と孫文梅屋庄吉ミュージアムを併設しております。
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 日本でいえば明治から大正へ移り変わる頃のお話。中国では清国を打倒して新たな民主主義国を作らなければいけないと孫文が立ち上がり、辛亥革命が起きたり、中華民国ができたりしたそんな頃の中心人物です。その後、辛亥革命(第二革命)は失敗して孫文は日本へ亡命したりするのですが、そんな孫文を支援したのが梅谷庄吉さんです。現在の日活創始者の一人とのこと。

ja.wikipedia.org

 余談ですが、この時代を舞台にした『宋家の三姉妹』という映画があるのですが、私これ好きです。
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 まぁ、建物としても大変素敵なので、にっこりにこにこしながら見てしまいました。

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 たっぷり楽しんで時計を見れば、そろそろホテルから荷物を回収せねばいけない時間。
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 ですが、お腹が空いたので中華街に寄り道。
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 角煮まんに呼ばれたからには、食べないといけないじゃないですか。
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 あと、マーラーカオ(馬拉糕・中華風蒸しカステラ)は好物なんですよ。買わないわけがないじゃないですか。

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 小腹も満たしたので、ダッシュでホテルへ戻って荷物を回収し、バスで長崎空港へ。
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 丁度旧正月が近いからか、入ってすぐのところにランタンが展示されてました。
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 Peachのチェックインカウンターの場所を確認し、
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 すぐ近くのお店で佐世保バーガーを発注。どっしりジューシーで美味しかったです。佐世保もバーガーのハシゴをしに行ってみたいですね。お船の街でもあるので、まだ見ぬ景色も見れそうです。
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 その後、屋上の展望台に行ってみたり
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 何とも映えそうなスポットを見物したりしてたのですが、
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 お土産屋さんエリアを見ていて、気になるものを発見。
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 地元食材を取り入れたチョコレート屋さんだ……
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 んんんんんんんんんん??????
 お酢チョコ、試食させていただいたのですが、①あれ?さっぱりしたチョコだ→②あ、お酢だ……→③お"、お酢だ(後味ぃぃぃっ)ってコンボが来ました。
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 あごだしの方は買いました。買いましたとも。食に貪欲な女が買わないわけないじゃないですか……念のため無難そうな彼杵茶と甘酒も買いました。あごだしチョコは自宅に帰って食べたのですが、最初ビターチョコとキャラメルみたいな風味がするのに、微かに背後に魚がいたよ……。

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 余談ですが、ワタクシこの旅で、佐賀のやばい食材『ワラスボ』も入手しております。ふたつ星の中で売ってました。買った時に店員のお姉さんが困惑していたのがいい思い出です。「地元ではどうやって食べるんですか?」って聞いたら、「みそ汁の出汁とかですかね……」と言っていたので、原形そのままはあんまり食べないんでしょうかね。ちなみにまだ食べれてません。賞味期限結構切れちゃったんですが、大丈夫ですかね……
 
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 そんなこんな楽しい思い出も美味しい思い出もしっかり作れた佐賀・長崎の旅。
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 帰りに買ってきた大村寿司も美味しかった(長崎空港大村市にある)。
 改めて写真を見直しながらの旅日記を書いている現時点でも、また行きたいと思った次第です。
 そして、マジでワラスボどのタイミングで食べよう……年末とかかな???

1/8-③ 長崎の歴史を駆け巡る(長崎市内)

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 13時半頃、ホテル周辺に到着。
 荷物を預けて、早速市内観光に繰り出します。
 長崎市内の観光は路面電車をフル活用しました。Suicaでも乗れるので、大変便利。
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 まったくもってどーでもいい話なのですが、路面電車が好きです。なんでしょうね。道路を走っている時のあの視界が好きなのか、路面電車が走ってる街の風景がちょっとレトロな雰囲気がして好きなのか。
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 ごとごと走る電車の中から車窓を眺めている内に、原爆資料館駅に着きました。

 実は、一度も行ったことなかったんです。平和公園

 長崎は過去に一度来たことがあるのですが、その時は用事がみっちりと埋まっていたのです。
 今回はその時行けなかったところを中心にぐるっと回っていきます。
 そんなわけで、平和公園へ。

www.at-nagasaki.jp

 長崎市公式観光サイトによると、原爆落下中心地の北側にあるこの公園は、悲惨な戦争を二度と繰り返さないという誓いと世界恒久平和への願いを込めて作られたとのこと。
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 え、エスカレーターあるの? と、予想外の文明の利器にびっくりしながら上がって行くと、被害者の霊に捧げられた平和の泉に到着。
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 ……書かれた言葉の辛さと、綺麗な水の対比が何とも息苦しくなる。
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 平和祈念像も拝見しました。
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 冬の空に夏のあの日のことを考えてみる。
 戦争についての記録を見たり、今も世界の様々なところで起きている戦争・紛争のニュースを見るたびに、普通に暮らしていた市井の人の事を考え、追体験して苦しい気持ちになってしまいます。
 苦しさが先にきてしまうため、どういう風に言葉を出せばいいのか本当に分からなくなってしまうのですが、それでも、知っていることは大切だっていうのはわかってるつもりです。
 知識として持つこと、当時を今に残す欠片を実際に見て、知識を追体験として肉付けして、自分たちの生きる時代に活かせるものと繰り返してはいけないものを意見として持つこと……っていうのが、歴史を学ぶことの意義の一つなんじゃないかなとは思います。こういう時にちゃんと言語化できないのが私の頭の悪さで悔しいのですが、来てよかったとは本当に思いました。

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 坂を下り、
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下の川に沿って、
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原爆落下中心地へも行きました。
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 近くの浦上地区にあった浦上天主堂の遺壁が移築されています。

 重い気持ちをお腹に抱えたまま、路面電車に乗って、次の場所へ向かいます。

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 大浦天主堂
 1864年に建てられたカトリック教会です。
 時代的には、明治時代に入る少し前。ペリー来航以降のあれこれ日米修好通商条約が結ばれ、生麦事件からの薩英戦争が起きたり……と、そんな感じの時期です。
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 開国へと日本が舵を切っていく、ターニングポイントと言えるだろう時代にできた建物ですが、それよりも約280年ほど前の豊臣秀吉による伴天連追放令や、その後の徳川幕府によるキリスト教禁教令などにより、潜伏キリシタンとして長期間信仰を隠して生きていたのです。
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 その後、この教会がきっかけで潜伏キリシタンの人達が『発見』されたり、天主堂が建った25年度の1889年には明治憲法で信教の自由が保障されたりと、様々な時代の変化があったわけで。

kirishitan.jp

 2018年には世界遺産長崎と天草地方の潜伏キリシタン関連遺産』の一つとして登録された場所でもあるので、歴史を調べながら訪問するとより楽しいと思います。五島列島も行ってみたいね。

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 大浦天主堂まで来たなら、ここも行かなきゃ駄目でしょ。と、観光の最後はグラバー園へ来ました。

glover-garden.jp

 長崎開港後に来住したイギリス人商人グラバーさん達の邸宅があったエリアです。実は旧グラバー住宅は現存する日本最古の木造洋風建築だそうで、うっかり重文な建築が3つもあります。
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 雰囲気が良いエリアとして遊びに行くのも、建築を舐めるように見るのも楽しい場所。
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 とりあえず、旧自由亭でおやつにクランベリータルトパイとコーヒーを頂きます。
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 園内の一番高いところにある旧三菱第2ドックハウス。
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 2階から見える海と、三菱重工の造船ドッグと思わしきエリアが印象的です。
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 椿や
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 冬バラ(だと思う)
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 梅だったか桜だったかも見れました。
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 夕日がまぶしいけど、心が和むいい時間帯にお邪魔できました。
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 旧オルト住宅のエントランス。
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 一番奥の旧スチイル記念学校も見てきました。
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 そして、旧グラバー住宅はやっぱりなんというか『美人』な建物だと思う。
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 内装は勿論だけど
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 この辺とかはいかにもな日本瓦なのに、洋館としてのデザインの邪魔をしてないのがまたいい。
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 冬の霜のような窓ガラスが素敵。
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 駅方面の景色。改めて坂の街だなぁ……と実感させられます。
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 たっぷり良い景色を見たので、帰ります。
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 (うっかり良さげな路地裏も覗いた)


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 お夕飯は中華街へ。
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 立ち食いができるお店やお土産屋さんは結構店じまいしていて、若干閑散としておりました。
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 辛いちゃんぽんと
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ハトシを頂いてきました。

www.maff.go.jp

 ハトシは広東料理のエビトーストが長崎流になってる揚げ物。重いけど美味しかったです。

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 ご飯の後は、出島の周辺をうろうろしながらホテルへ歩いて帰りました。
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 なかなかな弾丸観光だった気がしますが、色んな時代に思いを馳せる機会になり楽しかったです。