12月の初め。
相変わらず仕事の修羅場が極まってるシーズンではございましたが、友人と「あんこう鍋食おうぜ!」と約束していたので大洗へお邪魔しました。
現地では友人が車を運転してくれることになったので電車で行ったのですが、この日の鹿島臨海鉄道大洗鹿島線は最寄りの鹿島スタジアムでサッカーの試合があったらしく、車内は赤一色。熱気がむんむんに漂ってる中、ぼんやり音楽を聞きながら移動していたら、駅に到着しました。
これがかの有名なガルパンのお嬢さんがたか……可愛いですね……
一応オタクの端くれを自称しているのですが、あまりにも通ってきたジャンル数が少ないため、こういう時にしっかり拝見してしまいます。あまりにもまじまじと眺めすぎて、多分こちらが目的であっただろう紳士が写真を撮るのを危うく邪魔しかけました。申し訳ないことをした。
友人と無事合流して、予約していたお店へ。
友人とは本当に久しぶりにお会いするので、たっぷりお喋りしながらの移動は目茶苦茶楽しかったです。
駅から10分ほど車で走ってもらったところで、お店に到着。
いい感じの一軒家のお店なのですが……
ここにも、ガルパンのお嬢さんがいらっしゃるし、なんなら店主らしきおじ様も立て看板になってる。街ぐるみで推してるのは存じ上げてましたが、熱量を感じますね。好感度が上がります。
(なんとなしにメニュー見たら、そっちにもコラボ?商品あって、それは流石に笑いました。すごい)
お席に通していただき、早速先付けとお茶をいただきながらお喋りしたり、こちらの旅のお土産詰め合わせセットを押し付けたりしている内に
あん肝だ――――――――!
正直なところ、脂物を食べると簡単にお腹がくだける脆弱な体を持っているので、どこまで食べれるか心配したのですが、脂臭さもなく、自家製ポン酢でいただくと、とても美味しくてぺろりといけました。美味しいものが美味しい。幸せ。
そして、唐揚げ!!!!
これが絶品でした。油でじゅわじゅわに揚がったコラーゲンを含む身のぷりぷりっさったら、至福以外の言葉が出てきません。友人と2人して「うまい」しか言えなくなりましたし、何だったらお店出たあとも何度か「美味しかったね……」と反芻する程度には絶品でございました。
あんこう鍋は、どぶ汁(あん肝を練りながら炒って出汁で割ったスタイルのお汁)と寄せ鍋タイプから選べたのですが、今回は寄せ鍋でいただきました。あんこうの身も勿論美味しかったのですが、出汁をしっかり吸った野菜も美味しいし、何より締めの雑炊が幸せなひとときをくれて良かったです。
デザートもぺろりとたいらげ、お腹いっぱいになって、さぁどうしよう……と一服しながら友人と相談。
私 「水族館とかどう?」
友人「いいね!」
結構簡単に決まりました。
全くもってどうでもいい話なのですが、日本って世界有数の水族館大国なんですよね。結構色んなところに水族館があるし、どこの展示も地元色が出てて面白い。
そんなわけで、アクアワールド大洗水族館へ。
こちらはサメとマンボウを推している水族館。勿論、茨城近海のお魚たちや、アシカやエトピリカなどの海獣もいて、見どころ満載です。
今回もしっかりお魚フォルダを潤していきます。
マンボウだー!
マンボウ、繊細過ぎる逸話というかネタというかが先行してイメージ付いてますが、表情がぼんやりしてるので本当にこの子大丈夫か……? と心配になったので、気持ちが分かる。実際にはそこまでひ弱ではないそうです。
マンボウ、ごはんたべる。
サメはやっぱり格好いいですね。動物園とか水族館とか行く度に動植物の形のデザイン性には惚れ惚れしちゃいます。でも、一番好きなのはネコザメです。可愛い。
グソクムシちゃんもいた……!
エトピリカさんも可愛かった。
あと、夕方にアシカエリアに行ったら、ご飯タイムにあわせて芸の確認をしていて、なるほどこうやって勉強していくのか……と、興味深く拝見しました。
アクアワールド、海がめちゃくちゃ近いのも良かったです。
太平洋はとにかく広い。
友人とわいわい言いながら水族館も満喫して、まだ帰りの電車まで時間があったので、もう一か所寄り道してもらえることになりました。
かねや めんたいパーク。
屋根の上に明太子が乗ってる時点で、もうインパクトが凄い。
こちらは工場兼直売所となっているため、時間によっては明太子づくりを見学することができます。この時は夜に近い時間だったため、工場自体はお片付けに入っていたご様子。
そのため、直売所でお買い物をし、明太子いりソフトクリームを頂いて終わりました。これが不味くないというか、あとから明太子が来る新感覚なお味でした。
大洗、めっちゃ楽しかったです。またあんこうの季節にお邪魔したいし、いつか苫小牧行きのフェリーにも乗ってみたい。