朝7時、爽やかに起床。
旅先で食べる和食の朝ご飯って、凄く贅沢な気持ちになるよな……と思いながら美味しいお米とおかずをいただき、早めにチェックアウト。
この日は金山を見に行くのですが、丁度他のお客様も行かれるため、ホテルの送迎担当の方が気を利かせて送ってくださることになっていたのです。バスで行くと結構なタイムロスが見込まれていたので、物凄くありがたかった。
そんな訳で、金山に到着。
佐渡金山は慶長6年(1601年)、3人の山師により改ざんしてから約400年の歴史がある金山です。江戸幕府の天領、明治政府の官営、宮内庁御料局の管轄を経て、明治時代の中頃に三菱合資会社へ払い下げになった後、資源枯渇する平成元年(1989年)まで操業していた日本最大の金銀山です。
ルートは江戸時代メインに採掘されていた『宗太夫坑』と、明治の官営時代に採掘されていた『道遊坑』の2つのルートあありました。まずは、『宗太夫坑』からお邪魔します。
坑道跡には採掘作業を再現した人形が置かれていて、イメージしやすかったです。
事前に友人から名場面だからとお勧めされていた休憩中に馴染みの女に会いたいとこぼすおじさん。危険を伴うお仕事なので、欲望もがっつりしていらっしゃる。
人一人がやっと入れる小さな坑道もちらほら。
貴重な金の採掘のため、取りこぼしが無いよう、大変システマティックな採掘工程になってるのが印象的でした。
金の採掘を願って、祭事なども執り行われていたようです。
『宗太夫坑』の後は、近現代の採掘現場である『道遊坑』へ。
こちらは機械をがっつり使って、より効率的に金の採掘を行っていた様子が見受けられます。坑道も江戸時代のものよりも歩きやすく、トロッコも通りやすいように広い。
気温や湿度が一定な坑道ならではの環境を活かして、お酒の熟成が行われていました。
山が割れるまで掘ったという道遊の割戸の真下にも行きました。当時の人の執念というか熱量と言うかがビシバシ伝わってきます。
トンネルの向こうに明るい光が見えたと思ったら、外。
道遊の割戸を眺めながら、改めて長い年月人々の情熱を注がれた金山に思いを馳せました。
道遊坑出口には、近現代に使われてきた機械が展示されている機械工場もあります。
しっかり金山を満喫したあとは……
展示館をさっくり見て回ります。採掘された金などが展示されてたし、実際にでっかい金塊にも触れました。
しかしながら、その後お散歩してる時に見た石積アーチ下(多分掘った金を下ろしたであろうエリア)の建物に大興奮してしまいました。ぶっちゃけ、こういう雰囲気大好物なので一番興奮したかもしれません。いやぁ、たまらん。
たっぷり金山見学を楽しんで、ちゃっかり金箔アイスを食べたり、喫煙所が金箔イメージでギラギラしてるのにおののいたところで時間切れ。
慌ててバスに飛び乗って、両津港へ戻ります。
車窓から見えた海の色がきれいでした。また佐渡行きたいな……見たいものや味わいたいものがまだまだ有るのは嬉しいことです。トキエア、成田から飛ばないかな……
1時間ちょいで、無事に両津港に到着。
帰りのジェットフォイルに乗るまでまだ時間があったので、美味しいものを食べていきます。
駅周りで検索かけてお邪魔したお寿司屋さん。3連休の超絶繁忙期のランチタイムということもあり、かなり混んでました。お寿司は特にワタの醤油漬けが巻き込まれたイカがとても美味しかったです。
御飯のあとはフェリーターミナル横のお土産屋さんでしっかりお土産を買い込み、
ジェットフォイルに乗船。こちらはフェリーと違って高速船なので、全席シートベルト着用必須です。ガンガン飛ばす船のスピートにぐらぐら頭を揺らしながら爆睡している内に、新潟港へ帰着。
そのままバスに乗り、新潟駅前まで戻ってきました。
ついでに、新潟駅のお土産屋さんなら……と、駅の反対側に周ってぽん酒館へ。
新潟の美味しいお酒と美味しいおつまみをたっぷり売ってるお店です。こちらでもちょっと買い物をして、
駅中の休憩スペースに置かれていたベンチが枝豆でニッコニコになったりして、
帰途。
新幹線定番のシンカンセンスゴイカタイアイスも買ったのですが、ミルクの中に存在感有るコシヒカリはちょっと解釈違いでした。やっぱりバニラが一番な気がする。
そんなこんなで、東京駅に戻ってきてお夕飯を食べて、新潟の旅は無事終了。大変楽しかったです新潟。何度お邪魔しても楽しい。今度はまだ行ったこと無い月山の方とか行ってみたい。
(おまけ)
新潟土産、毎度色々あって悩むのですが、やっぱりこれは買わないといかんなと思って買ってきました。
新潟限定おかきのサラダホープ。おいしいです。好き。