早歩きのせいで汗だくになりながら集合時間ぎりぎり到着でしたが、なんとかツアーの集合場所に到着。。
夕方からはこの旅の目玉その1こと九份と十份に向かいます。
ツアーは今回もVELTRAから申し込みました。
このツアー、ガイドの鄭さんが九份の手書き地図くれたり、各グループ回ってツアー関係ない所でも観光で気になるところを聞いてくれて、大当たりでした。
九份は超人気観光地なので、やっぱりバスの本数も多かったです。指定された号車のバスに乗り込み、台北市内を飛び出します。
鄭さんのマシンガントークを聞きながら、まず向かったのは十份。
ここでは願い事を書いたランタンを線路の上から飛ばせます。ツアー代金にランタンが含まれているのですが、用意されたのがこちら。
でかい。
ランタンは色でお祈りする内容が違ってくるのですが、ツアーで用意されたのは赤。4面あるので、友人と2面ずつ書いたのですが、2人揃って『家内安全』と書いててちょっと笑いました。
もう一面には私利私欲を爆発させた。
書き終わると、飛ばしてくれる係のお兄さんが素早く線路の上に持っていって、写真撮るからとスマホを預り、願い事が書かれた4面を写真に収めて、ランタンに火をつけ、最後動画まで撮ってくれました。
無事飛びました。
真っすぐ飛んでいくと願い事が叶うらしいのですが、あのランタン、最終的にはどうなるんだ?
周囲は山だし、ランタンを飛ばせるエリアは決まっているようなのですが。紙と針金でできてるから、最終的には針金は回収になるのかしら?
そんな疑問が胸に残りましたが、ランタンを飛ばし終えた後は自由時間がもらえたので、線路沿いの露店をふらふらしたり、線路の上で写真を撮ったりしてました。
ツバメが飛んでたり、猫ちゃんがのんびりしてたりと平和なところです。
十份入口で日本にもあるような1,000円入れたらおもちゃが買えるガチャ的な自動販売機を発見しました。だるま柄なの可愛い。
十份のあとは、九份へ移動。
台湾は結構山が多い(富士山より高い山もあったはず)ので、道のりは山道です。結構ぐねぐねしていた気がする。
車窓を見ながらうとうとしていたら、九份に着きました。
第二次世界大戦中、日本が占領していた頃はゴールドラッシュに沸いた街だったそうで、二・二八事変を描いた『非常城市』という映画のロケ地にもなりました。
現在では『千と千尋の神隠し』の湯婆婆の館のモチーフになったという噂もあった阿妹茶館を中心とした、郷愁とエキゾチックさを兼ね備えたオサレフォトスポットになってるイメージ。
そんな九份で自由行動の時間を貰ったので散策した……のです、が。
到着したのがピークタイムを過ぎていたせいか、大半の飲食店が店じまいの最中でした。
流石にこのまま空腹でバスに乗ると死ぬのではと思い、まだ開いていたお店でソーセージを購入。
ちょっと甘い(ちなみにこの後夜市で2倍ぐらいのサイズのものを見かけました)。
これをかじりながらメインの通りをぐるっと一周してきたのですが、夜だからでしょうか? やけに路地裏が気になります。
薄暗い。
観光地と化しているメイン通りと比べ、脇道は一般の方が通り、生活感があるはずなのに、街灯が少ないとやけに薄暗くてホラーゲームの背景になりそうなざわざわ感があります。
そう言えば、『返校』っていう台湾のメーカーが作ったホラーゲームがあったなと思い出したところで、地図を見ると、階段の上には小学校があるとのことなので……行ってみました。
学校は閉じてましたが、普通に地元の人が階段に腰掛けたりしてました。なんかホッとしました。
小学校前まで来ると、人が一気に少なくなる。
あと、観光地と言えども人が生活してるので、細い道にガンガン清掃車やバイクが走ってくる。
集合時間になったので、バスに戻り、台北市内へ帰ります。
ツアーの最後は士林夜市か、マッサージ屋を選べるという事でしたが、ガイドさんが予約しておくから夜市行ってからマッサージ屋の送迎受けられるよというお話にありがたく乗らせていただいて、まずは士林夜市へ。
夜市着いて水分が欲しくなり、見かけた茶湯會(春水堂系列のティースタンド)で烏龍ミルクティー(半糖)を購入。お砂糖少な目にしたのでさっぱりしてて美味しい。ミルクティーよりこっちの方が好きかもしれない。
その後、夜市でお夕飯を食べたり(メニューにあるエビフライが猛烈に気になる)、友人が車酔いを起こしているようだったのでフルーツジュースのドリンクスタンドを探してみたり(お店のマダムが全力で檸檬を潰していらっしゃったのが猛烈に気になった)、果物売りの屋台で龍眼を探したら「シーズンは夏だよ」と言われてしょんぼりしたり、
夜市をぶらついてエビ釣りをぼんやり眺めたり(その場で釣って、その場で焼いて食べるワイルドスタイル)、テイクアウト用のお茶を入れる小さいバッグを買い求めたり、やっぱり道に迷ったりしました。
時間になったので、マッサージ屋の送迎車に運ばれてマッサージへ。
お値段はちょっとお高目だけど、凄く疲れてる時に送迎付きと考えたらお手頃かもしれない。
足裏マッサージ30分を受けたのですが、この道入って50年!的な事をおっしゃっるマッサージ師さんに中国語でコミュニケーションを図ろうとしたところ、「君は北京語を勉強してるの? 上海語じゃなくて??」と言われて衝撃を受けたり、痛い所を押されてわーわー言ってたら「サービス!!!」と全く嬉しくない追加の指圧をしてもらったりと、なかなか面白い時間を体験しました。
ちなみにこの日、2万8千歩ぐらい歩いてたのですが、足裏マッサージ後にホテルで休足時間貼ったら、丁度いい感じのすっきりさで眠れました。旅に持っていくとめっちゃ捗ります。