このご時世にT3へ来る人はそんなにいないだろうという私の予想とは大きく反し、昨今の満員電車でもここまではなるまいと言いたくなるようなすし詰め状態でバスは発車。飛行機の移動通路の下を突っ切るように走って、第2ターミナル(T2)へ向かいます。
T2で降りて、とりあえず、人の多さにびっくりしました。
そうだよね……緊急事態宣言明けてから、みんな旅に出たいよね。
しみじみとしながら徘徊を開始すべく、まずは一つ上のフロアへ。
でっかいクリスマスツリーがあった。
T3は装飾が全くなかった(気づかなかっただけかもしれないけど)ので、このギャップにえらくびっくりしました。なんか久しぶりに元気な空港を見た気がする。
出発口も人が沢山おる。
よくよく考えたら、23日が勤労感謝の日なので、22日(月)お休み取っちゃえば4連休ができるんですよね……そりゃあ人も増えるわ。
時刻は13時半ごろ。どこの飲食店(閉まってるお店を見かけなかった……!)も並んでいるのを眺めながら、最上階の展望デッキを目指します。
お洒落な写真展もやってるガラス張りのお洒落な展望室
……の前になんかお洒落な牛さんがいる。
T2では全日空(ANA)、エアドゥ(ADO)、ソラシドエア(SNA)さんが乗り入れているようで、ANAの青い機体をたくさん見ました。ふと見ると、海が近い滑走路に丁度帰ってきた飛行機が。
できたら外で見たいなぁ……って思ってたら、ちゃんと屋外デッキもありました。準備中の飛行機がじっとしているのをじっと眺める。
それにしてもお店が開いてる空港って全然雰囲気が違いますね……あと、あまり羽田の国内線を利用しないので、お店が知らん内に結構変わっててびっくりした。確かT2には美術館もあったのですが、いつの間にか無くなったんですね……ちょっと切ない。
T2の滑走路だけ見たら満足してしまったので、再び巡回バスに乗って今度はT1へ。
余談ですが、T3も巡回するバスはぎゅうぎゅうだったのに、T1~2のみの巡回バスはガラガラでした。解せぬ。
乗ってぼんやりしている間にT1へ到着。こちらは日本航空(JAL)、スカイマーク(SKY)、スターフライヤー(SFJ)さんなどが乗り入れています。
入ってすぐ、お手洗い横に気になるポスターを発見。
なんか面白そうな気配がするので、エレベーター乗り場へ向かいます。
5階まで一気に上がって……
なるほど。お洒落だ。
ここはTHE HANEDA HOUSEという新しいエリア。コロナ禍で一部お店は閉まっておりましたが、レストランやカフェ、貸会議室などがある模様。今までの5階とも隣接しているのですが、エレベーターから上がってきた時の急に飛び込んでくるお洒落さはなかなか素敵です。
天井に配管ダクトが見えてて、壁はレンガ風になってるこの感じ、なんて言うのか分からないですが、分かりやすくお洒落なやつです。
建物の屋上をぐるりと囲む「ロ」の字型のフロアなので、中庭が見えないように窓ガラスにはシートが貼ってあるっぽいのだけど、それも雰囲気に合ってていい。
フライングシミュレーターや航空グッズを売っているお店を発見したので、ちょっとお買い物をはさみました。
ノベルティで航空券風メモが付いたカレンダーをいただきました。これすっごく可愛くないですか? こういうのすっごく好き!
他にもコラボイベントをやっているレストランとか、雰囲気良さげなスタバなど、なかなかいいロケーションでございました。
貸会議室にクマちゃんがおる。
程よくテンションが上がった勢いのまま、展望デッキへ向かいます。
意外と狭い? と思ったら、更に上にデッキがある模様。
階段を登ると、ウッド調の広いデッキがありました。お向かいに見えるのは国際線ターミナル(T3)。
雰囲気的には日中飛行機を見るなら真横が海の滑走路があるT2、夜は眼下に光の海が広がりそうなT1,T3がよさそうだなと何となく思いました。
日光浴ついでにデッキを横断して、今度は下に降りていきます。
吹き抜けになってる真下を見たら、広場みたいなスペースの電飾の床がクリスマスカラーになってました。
そして、広場にはクリスマスツリー。
こちらは福井県とのコラボなのか、恐竜博士がサンタさんになっておいででした。いいなー。福井行ってみたいんだよなー。恐竜博物館と鯖江行きたい。
しかし、季節感(クリスマス)溢れる空港はこんなに心が躍るものなんですね。早く国際線も季節感が溢れた装飾が戻ってきますように!
余談ですが、T1とT2だとT1の方が建物が古めかしいというか、昔のデパートを彷彿とさせる内装が残っていて、ちょっと懐かしい気持ちになります。
フロアの天井からネオンで売り場が表示されてるのとか、何かレトロ感もあっていい。
そんな中、燦然と輝く「ロイヤル」の文字に、何だろうとそちらのフロアに行ってみたところ……ロイヤルホストがありました。
なんて言うかそのまんまだし、そこまで驚くことじゃないだろうとつっこまれたらそれまでなんですが、物凄くときめいたことをお伝え申し上げます。