マッサージ効果か、意外と疲れていたのか朝8時起床。
予定よりも寝すぎてしまったので、慌てて着替えて外に飛び出します。
今日はハノイ最終日。昨日のツアーで回らなかったところを重点的に攻めていくのが予定ですが、その前に大事なミッションがありました。
洗濯屋さんへ行くのです。
己の力で使いこなせるトランクのサイズの都合上、旅行の時の服は日程よりも少なめに持って行くため、洗濯は旅の重要事項です。
しかし、調べる限りハノイにはコインランドリーがないご様子。代わりに見つけたのが、洗濯屋さんでした。朝洗い物を持っていったら、夕方もしくは翌日に洗った洗濯物を返してくれるというお店です。
ちょうど、ホテルのすぐ近くに洗濯屋さんがありました。
website--829333349349417642179-laundry.business.site
朝7時からやっている洗濯屋さんです。HPの下の方に地図があります。
旧市街という観光客が多いエリアだからか、英語ができる人がいるみたいなのがありがたいです。朝ごはんの前にひとっ走りして洗濯をお願いしてきました。
洗濯物の入った袋を見せるとぱぱっと重さを量って金額と数量と受け取り時間が書かれた控えを出してくれます。「夕方5時にはできるよ!」と言われたので、その頃に受け取りに行きましょう。
朝ご飯は今日もホテルでいただきます。
ちょうど宿泊客の朝ご飯ラッシュが終わったのか、レストランはのんびりムードでした。ホットミールはスクランブルエッグとパンケーキをお願いして、ご飯を取りに行きます。
サラダもあったのについつい温野菜を取ってしまう。
ホテルのレストランも連泊客を意識しているのか、固定メニューの他に違うメニューをちょこちょこ出してくれていました。この日は揚げ春巻きがありました。生春巻きは南部のご飯で、ハノイがある北部は揚げ春巻きが主流なようです。
この後、待てど暮らせどパンケーキが来ないと思ったら、オーダーが通ってなかった(こちらもパンケーキの中身をちゃんと指定していなかった)のが発覚し、謝りながらスタッフさんがパンケーキを持ってきてくれました。
うっかり苦手なバナナ入りのパンケーキを頼んでしまったのだけど、もちもちしていて美味しい。
朝ご飯も無事済んだので、今日もお外へ飛び出します。
まずは、昨夜ナイトマーケットに行ったドンスアン市場へ向かいました。
市場に向かうにつれて、路面店やテントで様々なものが売られているのが見られます。野菜や果物はもちろん、路上に面したお店でお肉をぶつ切りにカットしているお肉屋さんもあって、なかなかのカルチャーショックでした。ああいうところのお肉、夕方には売り切れるから基本新鮮らしいです……確かにきれいなお肉の色だった。
てくてく歩いている内に、無事ドンスアン市場に到着。1階はお土産や雑貨、あとは乾物などがメインのご様子。2階は階段が見つからなかったので諦めましたが、ちらりと見える感じでは洋服を売っているようでした。
ここで自分用の雑貨や友達用のお土産を大量買いしてきたのですが、どこで値段聞いても「20万ドンです」って言われたのは何なのか……一応、「10万ドンじゃだめ?」と値下げ交渉をしてみたのですが、困ったようにニコッとされてしまったので、釈然としないまま買いましたけど。
ドンスアン市場からは、銀線という銀細工のアクセサリーも取り扱っている安南パーラーというお店に向かいました。
結構歩くのですが、その間も市場と同じようにベトナムの普段の台所が見える感じがして、ついきょろきょろしてしまいます。あと、車やバイクの交通量が多いけど信号がない通りも結構あって歩くのに難儀したのですが、丁度よく地元のアイス売りのお姉さんが道を横切るタイミングに居合わせたので、便乗して渡ることができました。地元の人一緒だと安心感が段違いだ(勝手についてっただけだけど)。
安南パーラーもアジサイと同じように日本の方が経営しているお店のようで、カフェ利用もできます。今回はガイドブックに載っていた銀線細工が気にはなったのだけど旧市街内の専門店で買う勇気が湧かなかったので、ある意味安心して買えるお店に行った所存です。
お店の中はお洒落で、可愛い雑貨やいい感じのお菓子も売っていたので、女子旅にはいいかもしれないです。
お買い物が終わったのが11時ぐらい。
一度Grab Bikeでホテルまで戻り荷物を置いて、また出かけます。
またもGrab Bikeで今度はメリアハノイまで。
たいそうラグジュアリーな5つ星ホテルです。
ホテル前からラグジュアリー感が見えそうな外観を眺めつつも、目的地はこちらではなく、西へ向かって歩きます。
12月19日通りという名前なのですが、本屋さんが立ち並ぶ『本屋通り』。
最近作られたらしく、こじんまりとしたお店が行儀よく並んでいるのが何だか可愛らしい。お店の並びにはカフェなどもある様でした。
あ、漫画の専門店だ。
この通りをふらりと通過して、更にふらふら歩いて向かったのがこちら。
ホアロー収容所です。
フランスからの独立運動の際、ベトナム人の政治犯を収容するために作られた収容所です。のちにはベトナム戦争で捕虜となったアメリカ空軍も収容されていたのだそう。
正直言って中は凄惨さに胸がぎゅっとなったので写真を撮る気になれなかったのですが、歴史を学ぶ上ではこういう所に行くのは大事だと思っています。戦争って何なんだろうな。
そして隣には高層ビルが建っていて、なんというか人の逞しさを感じます。