旅に出たいが口癖

路地裏とご飯に食いつきがちな旅好き人間が旅行後の備忘録に書くブログ。不定期更新です。

11/21 東京駅近辺も歩くと楽しい(日本橋~丸の内)

 最終日。
 ブラインドから差し込む光の強さから曇っているようだったので、天気大丈夫かな……とブラインドを上げたらスカイツリーが見えました。
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 角度的にご近所の大人向けホテルとかが見えそうなロケーションだったので全然気にしてなかったのですが、思った以上に素敵なお部屋を当ててもらっていたようです。
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 あと、最終日になって、ようやくホテルにもクリスマスが近づいているのに気付きました……気付くの遅すぎるよ。
 とりあえず天気は大丈夫そうだったので、荷物をまとめてチェックアウトし、東京駅へ向かいます。
 この日は友人とご飯を食べに行く約束をしていたのです。東京駅のコインロッカーに荷物を置いて、1日遊べばいいかなーなどと、考えていたのですが……

 

 空いてるコインロッカーが見つからない。

 

 人の動きが活発になったので、平日はともかく休日はコインロッカーも大繁盛しているようでした。慌てて駅のコインロッカーの空き情報が分かるサイトを確認して、なんとか荷物を預けることに成功。

www.coinlocker-navi.com

 こちらのサイトで東京駅のコインロッカーの空き状況は確認できます。

 思った以上に時間を取られてしまい、焦りながら待ち合わせ先の誠品日本橋まで向かいます。
 台湾好きなら確実に知っていらっしゃるだろう、台湾の書店&生活雑貨を取り扱ってる百貨店的なお店です。
 お目当てはこちらのお店。

s.tabelog.com

 本店は台北にあるお洒落な台湾料理のお店。シャンパンと一緒に楽しむ台湾料理がコンセプトのようですが、今回はランチでいただきます。
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 4種類あるランチの内から選んだのが、日替わりメインの定食と、ルーローハン定食。
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 私はルーローハンを選びました。メイン料理に薬膳スープ、3種類のおかず、台湾風の揚げだし豆腐が付いてきます。ちなみに日替わりメインの定食の方はご飯のおかわりOK。
 台北の屋台などで食べるともっとカジュアルなルーローハンですが、お洒落なお店だとお肉がごろごろしています。揚げたネギかと思われるチップスの食感もあわさって美味しい。
 日替わりのメインは豚肉とナツメのハイビスカスソースでした。
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 どう見てもお手本のような、つやっつやな豚の角煮。お肉のカーブまであまりにも魅力的すぎて、写真を撮らせてもらいました。

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 ご飯の後はウィンドウショッピングしたり、ずっと欲しかった本を見つけて衝動買いしたり、お茶をしたりしていたのですが、なんと無しに見ていたTwitterで好きなアニメがコラボをしていることを知り、一緒に行ってもらうことに。

marimocraft.co.jp

 丁度在庫が一部切れている時に行ったのでコラボ品は買わなかったのですが、パネルの可愛さからしてにこにこしてしまいました。

 この日は雨脚が近づいていたこともあり、お茶をしてお開きに。
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 短いながらも楽しいお喋りが沢山出来た1日でした。普通に遊びに行くのも、出発地が違うとなんだか不思議な気持ちになっていいものですね。

11/20-③ 夕方の羽田の空は広い(天空橋~豊洲)

 T1からT3まで、まるっと満喫してまいりましたが、まだまだ終わりではありません。
 羽田空港周辺は2020年東京オリンピックを見越して計画された様々な施設ができています。
 オリンピック自体は皆様ご存じの通り無観客だったため、現時点で施設の営業は相当厳しいと思います……が、今後また国内外の観光客にとって利用しやすい設備があるのはいいなって思ったので、下見感覚でお邪魔してみました。
 そんな訳で降り立ったのが、天空橋駅
 羽田空港のお隣の駅です。特急扱いの電車は止まらないのでご注意ください。
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 駅前はぱっと見、がらんとしています。
 ここにできたのが、ハネダイノベーションシティ。

haneda-innovation-city.com

 飲食店やお店の他にもライブハウスやコンベンションセンターなどもあるみたいです。2022年本格稼働予定とのこと。
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 とりあえずずんずん進んで……
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 目的はこちらです。空港と多摩川を見ながら足湯ができるというなんとも楽しげな設備ができました。
 ロケーションの写真は取り忘れましたが、展望台にこじんまりとした足湯が2か所程設置されています。
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 お邪魔します。
 到着したのは4時前。夕方になりちょっと寒くなってきた頃ですが、ぬるくてのんびりできるお湯でした。
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 空が広いし高い。
 条件が合えば、飛行機が飛ぶ姿も足湯から見れるそうです。
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 デッキから見える空港やお休み中の飛行機たちをじっくり観察し終えた後は、施設内を徘徊してみることに。
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 飲食店やライブハウス(ZEPP HANEDA)は開いてました。
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 階段を降りた所で、自動運転バスに遭遇。

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 可愛いらしい色をしています。
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 結構アップダウンが多い施設ですが、その分色んな景色が見えていいですね。
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 まだ工事中のエリアから怪獣の如くにょきっと顔が出ているクレーンが、何かいい味を出している。
 ぐるぐる歩いていたら疲れてきたのと、朝以降何も食べてなかったことを思い出してたので、空き席が見えたタリーズに滑り込みました。
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 なんかしょっぱいものが欲しくて、お夕飯前にサンドウィッチを食べてしまった。
 休憩も終えて時計を見るとまだ5時にもなっていませんでした。
 もうちょっとうろつきたいな……と思って、一度羽田空港T3へ戻ります。
 本当はT3に隣接して商業施設やホテルなどが建てられた羽田エアポートガーデンを見て見たかったのですが、残念ながらこちらはコロナ影響により無期限延期となっております。

www.sumitomo-rd.co.jp

 特にすることもないし、でも、電車やモノレールでの移動は何度もしたからなぁ……と、ふらふら移動していたら、とある表示板が目に留まりました。
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 そういえば、バス乗ったことないな。
 オンラインで予約をすると割引があるようなのですが、時計を見たら出発時間まで意外と短かったので券売機でチケットを買いました。
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 今回は豊洲まで行ってみます。

www.limousinebus.co.jp

(運行状況は都度替わるので、公式HPをご覧ください。)
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 ちらりと見える羽田エアポートガーデンを横目に見ながらバスに乗り込み、T1・T2を経由して所要時間は40分ぐらいだったでしょうか。ぼんやりお外を見ている内に、高速を活用してバスはすいすい走って豊洲へ着きました。
 諸々の所用を済ませ、ついでにお夕飯も食べて行こうと近くにあったららぽーと豊洲にお邪魔しました。しばらく行ってない内に施設が拡張されててびっくりした。
 お夕飯はこちらでいただきました。

lalaport-toyosu.alohatable.com

 お肉食べたい……ロコモコでいいか……と、なんとなしに入ったお店だったのですが、ワイキキに本店があるお店だそうで。
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 ロコモコとコブサラダ、あとはレモネードソーダを発注。美味しかったです。
(1日の卵摂取量が多すぎる気がするけど、気にしてはいけない)

 ご飯の後は東京メトロに乗って、銀座1丁目で乗り換え……のつもりだったのですが、ここにきて持病の「折角だから」病が発症してしまい、東京駅まで歩いていくことにしました。

www.marunouchi.com

 お目当ては、こちらです。
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 元々丸の内の仲道通りはオフィス街なのに路面店にはハイブランドのブティックやお洒落なお店が多く並ぶ、見ているだけでお洒落が止まらないお洒落エリアなのですが、特に冬はイルミネーションが見られるので歩いているだけで楽しいです。
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 ビルの中にクリスマスツリーもある。
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 今年はハリーポッターやファンタビとのコラボもしているみたいですね。見ているだけで楽しくなりました。

11/20-② 季節感と飛行機成分を大量摂取(羽田空港T2~T1)

 このご時世にT3へ来る人はそんなにいないだろうという私の予想とは大きく反し、昨今の満員電車でもここまではなるまいと言いたくなるようなすし詰め状態でバスは発車。飛行機の移動通路の下を突っ切るように走って、第2ターミナル(T2)へ向かいます。

 T2で降りて、とりあえず、人の多さにびっくりしました。
 そうだよね……緊急事態宣言明けてから、みんな旅に出たいよね。
 しみじみとしながら徘徊を開始すべく、まずは一つ上のフロアへ。
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 でっかいクリスマスツリーがあった。
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 T3は装飾が全くなかった(気づかなかっただけかもしれないけど)ので、このギャップにえらくびっくりしました。なんか久しぶりに元気な空港を見た気がする。
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 出発口も人が沢山おる。
 よくよく考えたら、23日が勤労感謝の日なので、22日(月)お休み取っちゃえば4連休ができるんですよね……そりゃあ人も増えるわ。
 時刻は13時半ごろ。どこの飲食店(閉まってるお店を見かけなかった……!)も並んでいるのを眺めながら、最上階の展望デッキを目指します。
 お洒落な写真展もやってるガラス張りのお洒落な展望室
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……の前になんかお洒落な牛さんがいる。
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 T2では全日空ANA)、エアドゥ(ADO)、ソラシドエア(SNA)さんが乗り入れているようで、ANAの青い機体をたくさん見ました。ふと見ると、海が近い滑走路に丁度帰ってきた飛行機が。
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 できたら外で見たいなぁ……って思ってたら、ちゃんと屋外デッキもありました。準備中の飛行機がじっとしているのをじっと眺める。
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 それにしてもお店が開いてる空港って全然雰囲気が違いますね……あと、あまり羽田の国内線を利用しないので、お店が知らん内に結構変わっててびっくりした。確かT2には美術館もあったのですが、いつの間にか無くなったんですね……ちょっと切ない。

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 T2の滑走路だけ見たら満足してしまったので、再び巡回バスに乗って今度はT1へ。
 余談ですが、T3も巡回するバスはぎゅうぎゅうだったのに、T1~2のみの巡回バスはガラガラでした。解せぬ。
 乗ってぼんやりしている間にT1へ到着。こちらは日本航空JAL)、スカイマーク(SKY)、スターフライヤーSFJ)さんなどが乗り入れています。

 

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 入ってすぐ、お手洗い横に気になるポスターを発見。
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 なんか面白そうな気配がするので、エレベーター乗り場へ向かいます。
 5階まで一気に上がって……
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 なるほど。お洒落だ。
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 ここはTHE HANEDA HOUSEという新しいエリア。コロナ禍で一部お店は閉まっておりましたが、レストランやカフェ、貸会議室などがある模様。今までの5階とも隣接しているのですが、エレベーターから上がってきた時の急に飛び込んでくるお洒落さはなかなか素敵です。
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 天井に配管ダクトが見えてて、壁はレンガ風になってるこの感じ、なんて言うのか分からないですが、分かりやすくお洒落なやつです。
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 建物の屋上をぐるりと囲む「ロ」の字型のフロアなので、中庭が見えないように窓ガラスにはシートが貼ってあるっぽいのだけど、それも雰囲気に合ってていい。
 フライングシミュレーターや航空グッズを売っているお店を発見したので、ちょっとお買い物をはさみました。

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 ノベルティで航空券風メモが付いたカレンダーをいただきました。これすっごく可愛くないですか? こういうのすっごく好き!
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 他にもコラボイベントをやっているレストランとか、雰囲気良さげなスタバなど、なかなかいいロケーションでございました。
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 貸会議室にクマちゃんがおる。

 程よくテンションが上がった勢いのまま、展望デッキへ向かいます。
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 意外と狭い? と思ったら、更に上にデッキがある模様。
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 階段を登ると、ウッド調の広いデッキがありました。お向かいに見えるのは国際線ターミナル(T3)。
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 雰囲気的には日中飛行機を見るなら真横が海の滑走路があるT2、夜は眼下に光の海が広がりそうなT1,T3がよさそうだなと何となく思いました。
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 日光浴ついでにデッキを横断して、今度は下に降りていきます。
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 吹き抜けになってる真下を見たら、広場みたいなスペースの電飾の床がクリスマスカラーになってました。
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 そして、広場にはクリスマスツリー。
 こちらは福井県とのコラボなのか、恐竜博士がサンタさんになっておいででした。いいなー。福井行ってみたいんだよなー。恐竜博物館と鯖江行きたい。
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 しかし、季節感(クリスマス)溢れる空港はこんなに心が躍るものなんですね。早く国際線も季節感が溢れた装飾が戻ってきますように!

 余談ですが、T1とT2だとT1の方が建物が古めかしいというか、昔のデパートを彷彿とさせる内装が残っていて、ちょっと懐かしい気持ちになります。
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 フロアの天井からネオンで売り場が表示されてるのとか、何かレトロ感もあっていい。
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 そんな中、燦然と輝く「ロイヤル」の文字に、何だろうとそちらのフロアに行ってみたところ……ロイヤルホストがありました。
 なんて言うかそのまんまだし、そこまで驚くことじゃないだろうとつっこまれたらそれまでなんですが、物凄くときめいたことをお伝え申し上げます。

 

11/20-① あの夜たちを思い出す(羽田空港T3)

 朝9時過ぎ、起床。
 起きた途端、分かりやすい二日酔いの症状に苦笑しつつ、身支度を整えようとして……
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 誤って湿布を貼っていた脚を洗おうとシャワーを捻ったら天井から勢いよくお湯をかぶってしまい、シャツがびしょびしょになりました。
 気を取り直して身支度を整えて、まずは東京駅へ。
 駅から一駅分、てくてく歩いて国際フォーラムへ向かいました。お目当てはこちらです。

www.google.com

 シンガポールの大好きなカヤトーストを食べさせてくれるお店。
 当ブログでは過去何度も出てますが、もはや中毒を起こしているといっても過言では無いため、定期的に摂取すべくお邪魔しました。
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 コピ(コンデンスミルク入りのホットコーヒー)と、カヤトースト、温泉卵2個付のスタンダードなセット(600円)。温泉卵にはたっぷりの醤油と白胡椒を振りかけていただきます。
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 うん。この味。
 でも、わがまま言うともっとパンがカリッと焼いてある方が好きです。あの香ばしさは本店(ファーイーストスクエア店・唯一炭火でパンをトーストしている)じゃないと難しいのかな……また行きたいな、シンガポール

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 若干切ない気持ちになりながら有楽町から電車に乗り、30分ほどごとごと揺られて本日のメインの目的地へ。
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 羽田空港国際線ターミナル(第3ターミナル、通称T3)。
 空港内をフルに使って某グループ様のイベントをされてるみたいで、駅名表示見てびっくりしました。

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 ところで最後にお邪魔したのは、コロナ禍が本格する直前、2年前の12月。
 ずっと来れなかったので、色々変わって入るけど、なんかもう全部懐かしい。
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 成田と同じく利用客は少ないため、チェックインカウンターはがらんとしています。ベンチでカウンターが開くのを待っているわずかな利用客と、空港内でやってるっぽいイベントのお客さんと、飲食店を利用している他のターミナルのお客さんがメインかな……って感じ。飲食店を中心に、開いているお店は全体の4割ぐらいかな……っていう印象です。
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 とりあえず江戸小路の方に上ってみる。
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 人がいない方向へカメラを向けているので閑散としている印象がより強くなりますが、開いているお店の前には行列ができている所もありました。
 ぐるりと回って、端っこの方へ。
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 吉野家とモスは開いてるので、この辺りはお客さんが多め。
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 大体羽田は仕事終わりに直行して深夜便を待つ時に使っていたので、この日本橋も深夜の何もすることが無い待ち時間に、よく意味もなく渡ってたなぁ……と懐かしい気持ちになりました。
 橋を渡り切ったところに、絵馬発見。
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 オリンピックの時などの空港利用者に書いてもらってたみたいです。『Arigato』の文字が多いのが、何だかほっこりしました。
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 そして横には九谷焼ガチャ(という名の自販機)や真珠ガチャや絵馬を売ってる自販機が。
 九谷焼自販機は事前に空港情報を探し回ってる時に知ったので、やってみることにしました。
 金継ぎのアクセサリーをポチる。
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 九谷焼の欠片を継ぎ合わせたピンバッヂが出てきました。綺麗ですね。何に付けようか悩む。
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 ボーイングのシミュレーターの横を通って展望デッキへ。
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 いい天気だったのもあって、お客さんが沢山いました。お向かいに見えるのは国内線の第1ターミナル。
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 デッキを横断して、館内に戻ります。
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 旅行前に忘れ物してよくお世話になったドンキもお休み中。フィギュア自販機やプリクラは動いてましたが、奥にあるプラネタリウムが見れるカフェもお休み中でした。
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 反対側のエリアのお店は一部営業中。

 成田にはよく行くのである程度見慣れてはいたのですが、やっぱりがらんとした空港は寂しいものですね。
 早く自由にお空が飛べるように、改めて願うばかりです。

 

 さて、この後は活気が戻ってきただろう第1、第2ターミナルを見に行こう! と循環バス乗り場へ向かったのですが……思った以上の行列におののきました。意外とみんな見物に来てたんですね。

11/19 お夕飯から旅を始められる幸せ(飯田橋)

 旅に出られる環境になった途端、月一でお出かけをしております。
 10月の日光に引き続き、11月はどこかと言うと……東京です。
 旅行というか徘徊に近いのですが、緊急事態宣言明けるタイミングが分かる前にホテルの予約をしちゃってたのです。

www.marriott.co.jp

 ちなみにお宿は最早定宿状態になっているMOXYさんです。私、本当に大好きだねこのホテル……

 

 旅行初日は金曜日。
 この日はお仕事があったので、朝一番で駅のコインロッカーに荷物を突っ込み、普通にお仕事を終わらせて、夜からが本番。
 黄色い電車に乗って飯田橋駅へ向かいます。
 この日は旅行好きなTwitterのフォロワー様とこちらのお店にお邪魔しました。

www.google.com

 茶餐廳(ちゃーちゃーんてーん)は、香港・マカオ広東省辺りではよくある喫茶・軽食店。感覚的にはファミレスみたいな感覚かもしれません。
 今回お邪魔したお店は、以前吉祥寺の店舗は『食で海外旅行』をテーマに東京都内をうろうろした時にお邪魔していたのですが、飯田橋の方が先にできたお店です。年内には赤坂にも新店舗ができるのだそう。
 ええ感じの路地にあるお店で、ここかな……と路地を除いたらぱっと看板が見えるのがとても素敵。路地歩きマニアにもたまらないロケーションとなっております。

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(これは別日に撮影)

 席に案内され、メニューを眺めながら「青菜食べたい」「大根餅食べたい」「飲み物どうしよう……やっぱり青島(チンタオビール)?」「あ、でも香港だとメジャーなのはこっちのサンミゲールだって!」「じゃあ、それで……」と作戦会議をし、気さくな店員さんにもおすすめを教えてもらいながら選んだスタートメニューがこちら。
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・サンミゲール
 フィリピンのビールメーカーのビールだそうで、すっきりした味ですいすい飲めます。
 青島とかもそうだけどアジア圏のビールって日本のビールよりも苦みが薄いから、苦いの苦手……という人でも飲みやすいかもと思います。
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・青菜の塩にんにく炒め
 青菜の名前メモするの忘れてた……確実に間違いがない味。
 なんで青菜って塩にんにく炒めにするとあんなに旨いのか。
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・瑞士鶏翼(スイスチキン)
 名前はスイスですが、「Sweet」と「Swiss」の聞き間違えによってそんな名前が付いちゃった中華スパイス入りの醤油ベースで煮た甘めの手羽先。
 以前一人でお邪魔した時に、一口食べた途端、脳味噌だけ香港にぶっ飛んでいくのが分かるスパイスや醤油の風味で、思わず「あーーーーーー」と呻く不審者になってしまった逸品。「これは是非食べてくれ!」とフォロワー様にお勧めしたのですが、無事脳味噌だけ香港にぶっ飛んで行かれたようで良かったです。
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XO醤蝦仁炒蘿蔔糕
 大根餅と海老のXO醤炒め。
 初めて食べたのですが、焼いたというより揚げた感じのカリカリもちもちな大根餅と、ぷりぷりの海老と、野菜のシャキシャキと、こってり&ピリ辛XO醤の濃い味がマッチした美味しい食べ物。
 ビールが進む。多分白米も進む。
・焼小籠包
 小籠包って薄皮のイメージがあるんだけど、これは肉まんの皮のようなもちもちふかふかな皮の中に肉餡が入ってました。ふかふかな皮が肉汁吸ってて美味しい。

 点心も全てお店で手作りしているそうなので、そりゃ全部美味しいのですが、とにかく美味しくて、旅行の話をしていたはずなのに、途中から「美味い」「美味い」「無限に食べれる」「美味い」しか言ってなかった気がいたします。

 フォロワー様が飲み物を青島に切り替えたタイミングで、下戸の私は前から気になってたホットレモンコーラを注文。
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 香港では風邪のひきはじめに飲むことが多いらしいです。
 文字通り温めたコーラです。できたてが来たのでぶくぶくしゅわしゅわホカホカしました。レモンを強めに潰して飲んだところ、レモンの酸味とコーラの甘さとスパイスがなかなか新感覚でしたが、悪い感じはしなかったです。
 まだ食べれるね……というわけで、デザートを考える前にふかひれ餃子と湯葉巻を追加発注。
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 ふかひれ餃子はふかひれのぷちぷちもいいんだけど、エビの食感がぷりっぷりで美味しい。湯葉巻は肉餡を巻いた湯葉を揚げてから煮てあるのかな……スープが染みてて、滋味が溢れてきました。
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 デザートは菠蘿油(ポーローヤオ:バターを挟んだメロンパン的なパン)が売り切れていたので、蛋挞(エッグタルト)と港式ミルクティーを注文。フォロワー様はピーナッツバター入りの港式フレンチトーストと港式ミルクティー
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 エッグタルトはクッキータルトのようなしっかりした食感に、プリンのような滑らかな部分が美味しかったです。ミルクティーに砂糖を入れずにいただいたので、甘さが丁度よかった。
 フレンチトーストは厚揚げかな……というようなビジュアルですが、バターたっぷりの罪深い味がしそうで、それがまたそそります。
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 余談ですが、わたくしカヤジャム(ココナッツミルクのジャム)が大好きで、特にシンガポールのカヤトーストが大好きなのですが、こちらのお店でもフレンチトースト用にカヤジャム自家製で作ってるよ! と言われたので、次回お邪魔した際は絶対に食べようと思いました。
 旅の話に花を咲かせつつ、美味しいご飯を頂き、気さくな店員さんとも楽しくお喋りさせていただいて、心もお腹も満腹になってホテルにチェックイン。

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 うっかり気が緩んで、チェックイン時のウェルカムドリンクをお酒にしたので、その後へべれけになりました。

10/25 突発的だからこそ一人旅はやめられない(川治温泉~日光)

 旅行最終日。
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 この日もご飯をいただいてから、ロビーで優雅にコーヒーをいただきました。
 改めてになりますが、居心地がいいお宿でした。だらだら旅ができればいいかー。 ぐらいの気持ちでいたのですが、細やかなお心遣いが嬉しかったです。
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(客数そんなに多くないのに、ご飯は連泊だとちゃんと1日目と2日目の朝晩両方とも内容変えてくれてた……)
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(そしてこれは昨夜何だか急に飲みたくなって注文したとちおとめのワイン。甘い苺の香りがするのにすっきりした飲み口で美味しかったです)
 スタッフの方もご飯の時とかお出かけ前とかにちょっとお話する時も丁度良い距離感でした。
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 それなりに国内外で一人旅してますが、国内一人旅ってお宿の当たり外れが結構大きかったんです。だからこそ大当たりだったなと思いました。季節を変えて、またお邪魔したいです。

 

 さて、本日の予定ですが、元々は帰るだけでした。
 でも、それだけだとちょっとつまらない。
 前日の日光からの帰り道に、どうしよっかなー……と思いながら車窓を眺めていたところ、下今市駅を通過したところでひらめきました。

 大樹、乗りたい。

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 初日に見かけたSLです。
 調べると、ほぼ毎日運行しているらしいです。
 ルートは下今市を起点に、日光と鬼怒川の2路線あります。
 時間を調べてみると、丁度お昼頃に日光に着く便がありました。
 これに乗って、帰りは駅弁でも食べて帰ればよいのでは……?

 そうと決まれば、話は早いです。
 スマホでささっとチケットを買いました。文明って便利です。

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 そんなわけで、お宿をチェックアウトして、下今市に到着。
 出発時間まではちょっとだけ余裕があったので、黒で統一されてる駅舎が格好いい下今市駅内をうろうろします。
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 今日乗る『大樹 ふたら』も準備中。
 この直後、牽引車に引っ張られてバックしてたのが、なんか可愛らしかったです。
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 連絡通路の真下を通る大樹を見てたら、窓に吹き付けられる機関車の煙が凄い勢いなのを再確認しました。
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 レトロギャラリーを発見。
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 ホーム端側の連絡通路に昔のポスターを展示してました。レトロなセンスが光っております。
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 他にもSL格納庫なども見学できるのですが、ここで時間オーバーとなったので、大樹に乗り込みます。
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 タラップ部分は隙間が大きいので、小さいお子さんとご一緒の方はお気をつけて。

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 機関部と客席車両の接続部を見物。

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 折角なので1号車を予約しました。
 きょろきょろしている内に汽車は出発。約30分ほどの日光までの旅が始まります。
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 窓の外を見たら、流れる機関車の煙。
 この光景は蒸気機関車でないと見れませんね。
 余談ですが、コロナ対策として空調を活用して外気を取り入れているのですが、その時に少し煙も入ってくるのか煤っぽい匂いがしました。昔の映画などで窓を開けて咳きこむシーンを見かけた気がしますが、その気持ちよくわかる。
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 石炭はオーストラリア産のものを使って走っているそうです(石炭の写真は旅行初日に鬼怒川にて撮影)。
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 座席前ポケットには社内販売の限定商品たちのご案内。
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 電車好きの身内のために、人間機関車になれそうな竹炭入りあられを買いました。
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 そして、車掌さん(アテンダントさん)の制服が可愛い。
 思わず「撮らせてください……!」とお願いしちゃう、シックな色合いときっちりさのバランスがとても素敵でした(※勿論ネット掲載はご本人様の承諾を取っております)。
 車掌さんからオリジナルのリーフレットをいただいたり、ちょっとお話をして「今度来る時は日光奥湯本温泉も行ってみてくださいね!」と新たな旅の情報をいただいたり、風景をぼんやり見たりと車内を満喫しました。
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 そういえば、平日なのに手を振ってくれたり、写真を撮ってる人が結構いらっしゃいました。毎日通る電車だから、地元の人からしたら微笑ましい風景の一つなのかもしれませんね。いいなー。

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 楽しい時間はあっという間に過ぎて、汽車は東武日光駅に到着。
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 楽しかったな……と、汽車の姿を写真に納めて。

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 ダッシュで駅弁と切符を買って、特急に乗り換えます。
 マジでお前何しに来たんだって言われそうですが、これから帰るのに約2~3時間かかるので、目的は本当に汽車だけです。 
 ちなみに買った駅弁は……
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 お弁当コーナーでも圧倒的な存在感を放っていた『SL大樹日光埋蔵金弁当プレミアム』でございます。
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 中身は湯葉入りの鱒寿司
 金色の刀でお寿司を切って、スコップ型のスプーンでお召し上がりくださいという物でした。
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 ……スコップで全部やった方が食べやすいし、個人的には酸味が強いのでマイルドにするために醤油が欲しい。
 我儘な事を思いつつもぺろりと完食し、電車のドアが閉まった……と思った途端に爆睡してました。本当にお前何しにわざわざ日光まで行ったんだ。

 何はともあれ、久しぶりにフリーダムこの上ない一人旅を満喫できました。


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 さて、次はどこへ行きましょうかね。

10/24-③ レトロとミステリは相性がいい(金谷ホテル・JR日光駅)

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 東照宮を出て、輪王寺の横を通過してから、神橋エリアへ戻ってきました。
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 渋い雰囲気のお土産屋さんでお土産を買い、予約時間にあわせてこちらの道へと向かいます。
 向かうは、金谷ホテルです。

www.kanayahotel.co.jp

 Wikipedia大先生によると、1873年明治6年)開業。現存する日本最古のリゾートクラシックホテル(登録有形文化財・近代化産業遺産)……だそうです。クラシックホテルって響き、良いですね。ときめきます。
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 微妙に勾配がきつめの坂を上って……
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 着きました。
 『木立を抜けると現れる瀟洒な洋館』という言葉がめちゃくちゃよく似合います。
 あと、洋館がミステリ小説のモデルになるの、物凄く納得しました。建物が持つ歴史が、既にミステリに似合いすぎてる。
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 館内に入ると、吹き抜けのエントランス兼フロントがお出迎えしてくれます。頭上には渡り廊下。左手にはギフトショップ。
 ギフトショップではホテルの売店ならではの何か素敵な小物とか、ホテルオリジナルグッズの他に、パンも販売されてました。ここで初めて「百年カレーパイ」が名物だと知りました。お求めになるお客さん結構いたけど、売り切れてたご様子。
 宿泊者でない人でも入れるエリアをもうちょっとだけ満喫させていただきます。
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 撞球室に向かう途中の廊下に、和洋折衷が逆に良い赤い鳥居のような柱。
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 階段の雰囲気も、洋のはずなのに和を感じる。
 さて、今回はこちらでアフタヌーンティーを楽しむためにお邪魔しました。元々ゴールデンウイーク中の限定だったのが、好評のため延長していたようです。お一人様でも参加できるのは大変ありがたい。
 2階のレストランで予約している旨をお伝えし、席の準備ができるまで1階から見た渡り廊下部分の待合室に通されました。
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 鹿さんがおる。
 おおおっ……と静かにテンション爆上がりでキョロキョロしていると、お席のご用意が終わりました。給仕の方にご案内いただいて、お席へ。
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 サンルームのようなテラスのような、外の景色が見えるお席をご用意いただきました。緑に和む。
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 紅茶はドイツのロンネフェルト。ぽってりしたポットが可愛らしいです。飲み物はポットの中身が無くなったら交換できます。
 届いた紅茶を飲みながら若干不審者気味になりつつキョロキョロしてたら、スコーンがサーブされました。
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 すごいぞ! ジャムが瓶で来た!!!
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 瓶のお持ち帰りはできないだろうな……と貧乏性が顔を出しましたが、意外と2瓶ぺろりといってしまう不思議。
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 デセールも届きました。木の小箱に入ってて大変お洒落です。
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 小さなカレーパイがバターとカレーの香りが豊かで、驚くほど美味しかったです。ケーキ達は和洋折衷で、これもまた個性があって素敵。
 ささっと写真を撮って、優雅な時間を過ごした後は、お手洗いを借りるついでに館内をもうちょっと散策します。
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 言い方が大変失礼なのは重々承知しておりますが、ミステリとかホラーとかの舞台になれそうな廊下。
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 館内は歴史の重みをしっかりと感じる雰囲気があってとてもとても素敵なのですが、古い建物と言う事もあって空調を行き渡らせるのは難しいのかもしれません。意外と廊下が寒い。
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 そんなこんなでしっかり雰囲気を満喫し、ギフトショップでお土産も見繕ったので、帰ります。

 

 駅に戻って切符を先に買って、電車の時間までもう一か所見たいところが。
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 東武日光駅から5分もかからないところにある、JR日光駅です。
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 実はこちら、大正時代に造られた2代目駅舎がとても素敵な洋館なのです。

www.tv-tokyo.co.jp

 過去に『美の巨人たち』を見てから、ずっと気になってたんだ……!! 正直言うと、今回の旅の目的ここです!!!
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 構内は電化されていることもあって、外のクラシックな雰囲気から急に現代が顔を出してくるのですが、その辺りも建築が生きている感じがガンガンして良いです。
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 おや?
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 上の階は自由に上がれるようなので、お邪魔してみます。
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 唐突にクラシックスタイルがタックルしてきた。
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 2階は1等車に乗る乗客向けの待合室になっていたそうで、豪華さが凄いです。シャンデリアがあるよお母さん……!
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 思わず下からシャンデリアをのぞき込む。
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 窓際から見た線路側の景色。
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 そして、こちらが町側の景色。
 駅の真向かいに建つホテルが駅舎にあわせて洋館風の建築で、お洒落さんでした。
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 コロナ禍でなければ展示とかもやってそうなスペースですが、逆に今はこのがらんとした感じが歴史を妄想できて私は結構好きかもしれません。
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 振り返ったら階段の所にも蝋燭型のライトがあった。お洒落さんめ!!!


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 その後も周辺をふらふらして、暗くなったら電気とかつかないかな……と思ってたのですが、その前に電車の時間になったので帰りました。

 そして、6時前にお宿最寄りの駅到着。
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 凄いぞ! 利用者少ないからか、既に閉店(?)してた!!!
 改札に備え付けられた集札箱に切符を入れればいいので別に問題はないのですが、なんか楽しくなってしまって無人駅でめっちゃ不審者になってました。