旅に出たいが口癖

路地裏とご飯に食いつきがちな旅好き人間が旅行後の備忘録に書くブログ。不定期更新です。

8/25-① 体調不良は急に来る(サルタン・モスク~マリーナベイサンズ)

 うっかりお土産を買いすぎて必死でトランクを閉め終え、チェックアウトを済ませると、一気に力が抜けた。
 気付けば一週間の休みも最終日。一週間前は半泣きになりながらKLセントラル駅を歩き回り、料金の高さにうちひしがれながらタクシー乗ってたと思うと感慨深い(高いとは言うが他の移動手段がべらぼうに安いだけで、あれは正規料金だったと思う。日本ならあんな値段で移動できない)。
 夜10時のフライトから逆算して、夕方5時まで荷物を預かってもらうようホテルにお願いし、最終日のシンガポールの街中へ。
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 やはり最終日もカヤトーストを食べる。
 ほんと、ヤクンさんは日本にまたできてほしい。通う。
 お腹が落ち着いたら、まずはブギスへ。
 昨夜入れなかったサルタン・モスクを見に行く。ムスリムが多いマレーシアも観光客に対して服装の規制が厳しくないけど、シンガポールはそれ以上にゆるい。ヒジャブ代わりのストールがなくとも、ロングワンピの上から長袖カーディガンを羽織ってたら「入っていいよ」と言われたので、ロングスカートのレンタルに並ぶ列からはみ出て中に入る。
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 昨夜はここから聞こえてきたコーランをBGMにモスク周辺をうろちょろしてたんだけど、やっぱりあの歌のような祈りが唱えられてる瞬間はまた違った空気だったんだろうなと思いながら、見学を終える。
 ついでにお手洗いを借りたんだけど、場所を教えてくれた受付のお兄さんにマレー語で「テリ・マカシ(ありがとう)」と言ったら、「サマサマ(どういたしまして)」と爽やかな笑顔で返されて、なんとなくマレー語で言ってみて良かったなって気持ちになった。

 日差しが強いシンガポールだけど、東南アジア特有のショップハウスと言われる家の2階部分がひさしのようにせりだして一階の道路側が廊下みたいになった建築様式のおかげで直射日光は防げる。こういう地元ならではの建築様式は国内外問わず大好きです。
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 (これはチャイナタウン近辺で撮影)
 ある程度満喫したところで、ダウンタウンラインに乗って、数駅移動。最終日ぐらいは行っておかねばなるまい。
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 マリーナ・ベイ・サンズ(のショッピングモール)!
 さして買うものは無いのですが、ここに来るのはアレがあるからです。
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 TWGのティーサロン!
 比較的早い時間に来たお陰か、すぐに席に通してもらえました。紅茶と軽食だけでいいかなと思ったんだけど、ケーキもつけられると聞いてウィークエンドランチを注文。しかし。
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 オムレツが来た瞬間、唐突な吐き気が。
 それまで普通に動けてたし、ご飯も食べれてたのに急に胃もたれが悪化したような体調になってしまいました。泣く泣くその後の料理をキャンセルして店を出たいと伝える。
 「水を持ってきましょうか?」と親切に聞いてくれた店員さんにお気持ちだけいただいて(そして紅茶は意地でも飲んで)、退店しました。余談だけど注文した紅茶は『Weekend of Casablanca』という、フルーツフレーバーとミントがすっきり香る美味しいお茶でした。悔しい……