旅に出たいが口癖

路地裏とご飯に食いつきがちな旅好き人間が旅行後の備忘録に書くブログ。不定期更新です。

8/25-③ 元気に帰るまでが「旅行」です(シンガポールから帰国まで)

 ガーデンズ・バイ・ザ・ベイから戻るのにはトラム的な乗り物(3SGD)を使ったのですが、この時点で相当歩きまくっていた。

 涼みたい。ちょっと座りたい。あと、煙草吸いたい……という欲求を埋めるべく、マリーナ・ベイ・サンズに戻ってカジノへ。

 屋内では喫煙厳禁のシンガポールですが、実は、カジノだと大っぴらに煙草吸えるんです。あと、フリードリンクもあるんです。ご飯食べたかったら勿論有料ですが飲茶のお店も入ってます。

 土曜日の午後のせいかカジノは大盛況で、中華系とマレー系の方が結構多かったように思います。

 きっと本気の勝負が執り行われている卓もあるのでしょうが、こちとら煙草吸ってちょっと休憩したいだけという残念な客です。大金が回るテーブルゲームを遠目から観察しつつ、10ドルを崩して30分ほど20セントスロットを回して遊んできました。結果は惨敗です。そんなもんです。ビギナーズラックなんてありません。

 すこし復活したので、ホテルの荷物を回収するべく戻ります。

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 チャイナタウンの一つ手前の『テロック・アヤ』駅で降りて、ショップハウスが多く残るエリアへ。

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 この辺りは飲み屋が多いのですが、その分格好いい雰囲気のお店が沢山あります。

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 ショップハウスの魅力はシックな色合いからカラフルなものまであっても、しっくりくる均等性とそれぞれにあった窓のデザインにあると思う。

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 ふと振り向けば、古き良きショップハウスの向こうに高層ビルという、ノスタルジックになりつつもやっぱり都会だと実感する風景が。

 

 ホテルに戻りトランクを受け取ると、いよいよ帰国だなーって気持ちになってきます。タクシーを呼ぼうか? と聞いてくれたフロントに大丈夫と答えて、チャイナタウン駅へ。ここ1年で延線したばかりのDowntown LineでEXPO駅まで向かいます。

 ガイドブックなどを見ると東西線(East West Line)でタナ・メラまで行き、そこからチャンギ空港まで行くルートをよく見ますが、乗り継ぎ駅によっては滅茶苦茶歩くことも結構あります。少し時間はかかりますが、できるだけ利用路線は少なめにするのが良いかと思います。

 今回は1時間ぐらいかかってEXPO駅に到着。

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 名前の通り、多分国際展示場とかそんな時に使われてるんだろうなーって感じさせる、全体的に造りが大きい駅でした。表示に沿って、空港方面の電車が走るホームへ。

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 10分もしないうちに電車が来ました。

 そして、チャンギ国際空港へ到着。

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 ここからが、恐ろしく広い(ターミナル2出発ロビーですら、向こうが見えない)。

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 今回乗る飛行機はScoot(スクート・タイガーエア)。

 シンガポール航空系列のLCCです。タイのドンムアン国際空港を経由して、成田へ戻ります。

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 エア・アジアと同じくScootも機械でのチェックイン、荷物タグの取得が必要ですが、なんと日本語が使えます。10か国語ぐらい対応していた気がする(流石観光業が強いお国の航空会社!ありがたい!!!)。

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 あと、GSTの払い戻しはターミナル2の外れにあります。

 イミグレ終わった後にもあるけど、ここの方が断然空いてます。

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 流石世界第一位のハブ空港なだけあって飛行機の数も多いですし、結構頻繁にゲートが変わります。随時確認していきましょう(私の場合、この後2回ほど変わってました)。

 ちなみにイミグレが自動化されてて凄くテンパりました。

 入国審査官(なのかな?)のお兄さんに「落ち着いて」ってめっちゃ流暢な日本語でたしなめられたので、きっと私以外にもめっちゃテンパった人がいるに違いない(強い仲間意識)。

 トランジットエリアに入ると、こんなシャンデリア的な装飾が。

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 最後にまだ買えてなかったTWGの紅茶や、香水やらを免税で購入。

 余談ですが、最近では国内の百貨店はもちろんのこと、羽田でもクアラルンプールでも見かけなかったニナ・リッチのレールデュタンがあって、思わず「あったーーーーー!」とどでかい声を出してしまいました。案内してくれたお姉さん、びっくりさせてごめん……ずっと探してたんだ……日本の空港だと売ってなかったんだ。

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 パブリックエリアの倍はあるだろう広さのトランジットエリアでやはり迷子になりながら、トランジットラウンジでシャワーだけ利用して(確か16SGDぐらい)、また迷子になりかけながらたどり着いたフードコートでお夕飯にしました。

 香港風チキンライス的なことが書いてあった気がする……なんで私最後の最後に香港風にしたんでしょうね。ただ、八角とか入ってるだろういかにも中華な味はとても美味しかったです。

 そうこうしている間に、気付けば搭乗時間が近づいていました。

 ダッシュで搭乗ゲートまで向かい、無事、飛行機に乗って帰途へ。

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 バイバイ、シンガポール

 

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 約1時間半後、タイのドンムアン国際空港に到着。

 ここから一時間で乗り換えをしなければなりません。

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 名前を確認してもらって、このカードを持って手荷物検査へ(検査場までは結構歩く)。

 そして、乗り継ぎゲートが分かったところで20SGDをタイバーツへ両替しました。

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 コーヒースタンドのタイミルクティーと、バターケーキ。合わせて170バーツほど。

 タイの物価からしたらお高いのでしょうが、気にしません。

 LCCなので持ち込み飲食はできない(ことになってる)分、次のフライトまでの暫しのティータイムです(残り時間20分ぐらい)。

 ちなみに、両替は別にしなくてもいいのですが大概のお店が100バーツからクレカ利用可って感じだったので、クレカ利用可能金額になるよう調整してお買い物するぐらいなら、現地通貨にサクッと変えた方が楽かなって思いました。お水と軽食程度なら、10SGDで事足りる気もします。

 

 そんなこんなでこの後、タイから旅立ち、翌日は若干の遅れをもって成田空港へ到着。無事、元気にお家へ帰りました。

 ……が。

 その日一日全身滅茶苦茶だるいし、歩きすぎた+気圧でむくんだ足が発火してるんじゃないかレベルで熱くなってて、氷入りのバケツに足突っ込みながらうとうとするという事態に陥りました。

 翌日、普通に仕事だったので、次回の旅からは欲張らずに1日だけでもいいからお家でのんびりする日を作ろうと思います。

 

                           (おわり)