先週末、茨城県へ行ってまいりました。
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目的はこちら。
例年行ってる結城市のきものdayが、感染対策をしたうえで今年も開催されるというお便りをいただいたので、昨年一緒に行った友人と今年もお邪魔することにしたのです。
昨年の様子はこちら。
今年も結城紬のレンタルはしておりますが、着付け補助は感染対策の都合上取りやめになったため、着るなら自力で着付けをせねばなりません。
悲しいことに動き回っても問題ないレベルの着付けを自力でできない(というか、帯が結べない)ので、泣く泣く諦めて今年は洋装でお邪魔することにしました。
朝11時ごろ、結城駅に到着。
年に一度のお邪魔となっているため、「こんなのあったっけ?」という所に逐一反応してしまいます。
今年気になったのは、駅の階段や窓に貼られた亀甲模様(結城紬の代表的な模様)。倉敷で見かけるなまこ壁のようななかなかの重厚さを感じます。
友達とは受付がある市役所で待ち合わせだったので、ふらふらと15分ほど歩いて到着。
市役所の前には立派な銀杏の木が3本ほどあるのですが、1本は見事な黄金色になってました。秋だなぁ。
友人とも無事合流でき、検温・健康チェックシートの提出など受付を済ませました。
ちなみに、きものdayは目玉として毎年1,000円で参加できる抽選会があります。
景品がこちら。特賞の結城紬の文字がまぶしいです……
例年は着物の人は当選率が上がると小耳にはさんでいたので、抽選率低くても参加してみるか……と思っていたのですが、実際には着物の参加者のみ申し込み可能だとのこと。とても悔しかったので、来年はちゃんと自力で着付けできるスキルを磨こうと思います。
気を取り直して、市内(駅北部)のそぞろ歩きを開始します。
まずは、市役所からほど近い蔵美館へ。
市の無料ギャラリーです。
ゲームにも取り上げられた御手杵の槍のレプリカが常設展示されています。
この日はガラスケースの外にお出かけしてて、じっくり拝見することができました(蔵美館のスタッフ様曰く、1年半ぶりとのこと)。
相変わらず規格外の長さ。
熊毛鞘もガラスケースから出ていたので、珍しい後ろ姿を拝見できました。ツキノワグマのチャームポイントが見える!
そのままの流れで、ショップも併設している産地問屋の奥順さんへ向かいます。ここだけでなく、結城紬を取り扱っているいくつかの問屋さんなどではセールをしているのです。
お財布を大爆発させてストールを購入し(1,000円以上購入で参加できるくじ引きでポーチもいただき)、お腹が空いたのでご飯屋さんを探します……が。
混雑を避けるべくお昼の時間をずらしすぎて、なかなかご飯にありつけない(´;ω;`)
年を重ねるごとにテイクアウトのお店は増えてきているし、地区ごとに休憩所を準備してくださってるのでそこでお弁当を食べられるのですが、ちょっとお弁当の気分じゃなかったんです……
ふらふらさまよって、ようやく開いているお店に飛び込めました。
健田須賀神社の裏にあるお蕎麦屋さんです。
歩き回ってお腹もすいていたし、つるんと冷たいおそばが食べたかったので天ざるを注文。
ボリューミー!
時代を感じるお店で食べるお蕎麦はとても美味しかったです。
軒先に下げられてる干し柿にも秋を感じて、ほっこりしました。
ご飯の後は、お買い物をちょくちょく挟みながら、14日から始まったというこちらをやってみることに。
最近じわりとテレビでも拝見することが増えた気がする謎解き。
結城でもオリエンテーリングのような形式で始めたようです。友人は謎解き初めてとのことでしたので、やってみよう! と意気込んだのですが……
すっげぇ難しいぞ! これ!!!
(すみません。思わず口が汚くなりました)
冊子に書かれた地図と謎を頼りにキーワードとなる謎を探すところから始めなくてはいけないのですが、まずその設問が一筋縄ではいかない。
あと、現場に着いたとしても、キーワードとなる謎がとても難しい。
1日でキーワードとなる謎すら回収できそうにないかな……としょぼくれた時でした。
友人「……泊まって解いてきましょう」
私「宿取るわ(じ●らんのアプリを起動)」
唐突に一泊が決定いたしました。
まさか、謎解きが理由で日帰りから一泊二日に予定を変更する人が出てくるとは、企画・運営の青年会議所様も思わなかったことでしょう。そのぐらいのめり込んでおりました。
でもお願い! もうちょっとヒントが欲しいです!
あと、Twitterとかインスタでアカウントあるみたいなんだけど、せめてアイコンとプロフィールだけはちゃんと設定してください!!! 釣り垢みたいに見えちゃいますよ!!!!!
そんなこんなでさっくりと宿を取りました。
フットワークが軽い旅行は久しぶりなので、物凄く楽しかったです。
ご飯を食べに久しぶりに居酒屋にも行きました。凄く楽しかったです。
窓が開けれたら換気するとか、お部屋の中でもマスクはしておくとか、ご飯は取り箸を貰うとか、ご飯の後のお喋りはマスクをするとか、持参したアルコールでこまめに消毒とか注意は必要ですが、複数人の旅行も良いなぁと改めて思いました。
【おまけ】
市内のワークショップやハンドメイド品などを取り扱ってる出店スペースに飾られていた、Eテレを彷彿とさせるソーシャル桐箪笥。
こういうの、とても好きです。