朝8時、空港着。
9時半、空港発。
空港線のエクスプレスに乗って、10時過ぎには台北駅に到着しました。慣れたルートなのでさくさくと移動……したいところですが、ここで急激に、お腹が、すいた。
店を探そう。
唐突に一人『孤独のグルメ』ごっこを敢行するに至りました。
台北駅は空港線と新幹線・MRTを繋ぐ通路の辺りから地下街が広がっています。その辺りに行けば、何かしら食べるものはあるだろうと踏んで、食物油っぽい香りが漂う地下街へ。
……なんだと。
営業時間がお昼からなのでしょうか……どこも閉まってるか準備中といった雰囲気です。通路の電気まで暗いので、若干廃墟めいてます。別の意味で興奮するけど、今はそんなこと言っていられない。
まぁ、このまま進んでいけばどこかで早くからやってるお店もあるかなと思い、MRT方面まで進んだのですが、風景はあまり変わりませんでした。結局、地下街でそのまま通じてる中山駅まで行ってみたけど、途中見かけたのはコンビニとミスドのテイクアウトスタンドのみ。嘘だろ?……嘘だと言ってくれ。
仕方がないのでホテルに荷物を置いて近場の店を探そうと思ったら、ホテルから数軒隣にローカル感漂うええ感じのお店を見つけました。
はい、ブランチここに決定!!!光の速さでホテルに荷物を預けて駆け戻りました。
ちょこちょこ見かけるチェーン店っぽいお店です。大饂飩と書いてワンタンと読みます。今回はエビワンタンと小菜(おかず)を注文。
卓上にあるメモに欲しいものを書いて注文できるので、難易度は低めです。
小菜はローカルらしく調理エリアに置いてあるのを自分で取るスタイル。野菜が欲しかったので、酢漬けキャベツ的なものをいただきます。
ワンタンは大きく口を開けて二口ぐらいでかぶりつけるほどのビッグサイズ。エビのぷりぷりと薄い皮がからめとるあっさり味のスープがいい感じです。もうちょっと塩味欲しいけど、その辺は自分で調整すれば問題なし。細切りの錦糸卵が麺みたいなのですが重くなくて、すきっ腹を優しく満たしてくれます。海苔も香りのアクセントになっててとても良い。
小菜のキャベツは酸味がくどくはないけどちょっと単調になりがちかもしれない。お醤油かけて漬物感覚でもりもりいただきました。
卓上には醤油、具材入りラー油、お酢などがあるので味変できるのが嬉しい。途中からラー油を投入してみました。
美味しい。美味しいけどからからしびしびで汗が止まらない。
汗だくになりながらお腹を満たした終えたので、早速遊びに向かいます。
今回の旅のテーマは「ドはまりしている中国茶を買い込むこと」、そして「癒されること」。
具体的にはここに行こうと考えていました。
・永康街、迪化街(中国茶を買いにく)
・北投温泉(水着で温泉は一度体験してみたい)
・猫空(主に茶畑目的)
・台北101(実は一度も行った事がない)
・アクセサリーやコスメを買う(中山、西門)
・食い倒れあれこれ(饒河街夜市とか、気になってるタピオカ屋とか……)
初手は台北101に行ってみようと思います。
実は、旅行直前にここを予約していました。
台北101の中にもスパあるんだ……しかも、同じ階に予約しないと行けないスタバがあるのはブログのネタになるのでは? という下心も含みつつ、40分のホットストーンマッサージを予約。
高層階の店舗はゲストカードの発行が必要なのですが、その辺りはちゃんとkkdayに詳細が記載されているし、実際に行って名前を言ったらすぐにカードが発行されました。
結論から申し上げますと、プラン変更して100分のコースにしました(笑)。
もう完全に自分に対しての言い訳なのですが、めちゃくちゃ体疲れてたし、疲れた体で飛行機乗ったら頭痛くてとにかくだらけたかったんですよね! マッサージはマッサージオイルとベッドサイドのアロマをそれぞれ選べたり、施術後は中国語も英語も半端な私のためにわざわざスマホの翻訳アプリ使って「足のむくみが凄いし、体も凝ってるから足を上げる運動をするためにもヨガをお勧めします」とか、結構具体的なアドバイスをくれました。
あと、めちゃくちゃ景色がいい。
ただし、アロマオイルやキャンドルの営業もちょっと多めだったので、いらないものはちゃんといらないと言いましょう。
マッサージのおかげですっきりした後は、スパのお姉さんにも勧められたスタバへ。
店内での飲食は600TWDだったかそのぐらい使わないといけないと言われたので、テイクアウトにしました。
うん。景色がいい。
その後、地上階に降りてから何故かフェイスパックと化粧品をドカ買いするという完全に財布のひもが緩んだ状態で、永康街へ向かいました。台北101からは赤い淡水線で東門駅で下車したらあっという間。
5月の旅行でも来た所なのですが、好きなお店が密集しているのです。一気に買い物を終わらせます。
www.chatzutang.com 茶籽堂さんはお茶の実を使ったシャンプーやボディーソープが有名なお店。個人的にはここのインセンスシダーリーフリペアハンドクリーム(青いやつ)がお気に入りです。べたつかないで潤うし、冬の針葉樹の山を森林浴しているような爽やかな緑の香りがします。ギフトパッケージが吉兆の動物だそうな鹿柄でとてもかわいい。
長順名茶さんは店主のお姉さんが流暢な日本語で丁寧にお茶の説明をしてくれます。実は5月に伺ったのですが、顔を覚えられていた……前回の旅ではここで金萱茶が美味しいというのを覚えてしまったのです。今回も買いました。
こちらも前回の旅の際にチェックした映えるし美味しいタピオカ屋さんのBobii Frutiiさん。
やっぱり色味が最高に可愛いし、タピオカにしっかりとフレーバーがついていて美味しい。一部商品はホットもできるようなのですが、つい冷たいものを頼んでしまった(暑かった)。
夏は日本にも店舗が出てましたが、本格出店はいつなのでしょうか……
他にもドラッグストアをハシゴしたり(マカオで見たワトソンズのツバメの巣のフェイスパック探したけどなかった……)、小林髪廊へ台湾シャンプーに行ったり(飛び込みで行けるからつい行ってしまう)、大通りから一本それて好みの路地を探しにうろうろしたりと遊びまわっている内に、カバンが重くなってきたのでホテルへ寄ります。
泊まったホテルはここ。
中山エリアは観光・仕事問わず日本人多いせいか、チェックインから日本語で全部対応してもらえました……嬉しいけどなんか悔しい。お部屋の広さにおののきつつ、荷物をおろします。
……我ながら買いすぎたと思う。
でも、火がついちゃったお買い物衝動はまだまだ落ち着かないし、まだ欲しいものがあるので、またお外へ飛び出します。