昨夜は夜更かししたので、朝は8時に起床。
今日は少し離れた半島エリアに向かいます。
ちなみにマカオの大体の図はこんな感じ。
ガイドブックを見てみると、大陸と繋がっている半島には世界遺産や古い街並みが、コタイエリアはカジノやホテルなどのIR群が、コロアンエリアはのんびりするのにいい感じのところらしいです。
なお、前回(10年ほど前)のガイドブックを見直してみたら、コタイとコロアンは別々の島でした。
埋め立てたのか。
わざわざ埋め立てたのか。
ホテルの朝食はつけていなかったので、身支度を整えてタクシーに乗って、まずはセナド広場へ。
世界遺産に登録されていて、周囲の建物はかつてポルトガル領だった頃の雰囲気を感じさせるヨーロッパ建築が広がっています。中は銀行だったりドラッグストアだったりと普通のお店が入っていました。
折角だから朝ご飯にエッグタルトとかいいよね! と思っていたのですが、お店が開店するのは10時からだったので、しばらく周辺をぶらついてから、目的のお店へ向かいます。
道に迷いつつ10分ほど歩いたところで、住居らしきビルの間にありました。
ロードストーズ・ベーカリーと並ぶエッグタルトの有名店です。
開店前から長蛇の列ができていたのですが、テイクアウトはさくさくと列が進むので、そんなに並びませんでした。
6個入り55パタカ(約780円)の箱を購入。丁度開いているイートインスペースを確保できたので、さくっと食べていきます。
焼きたてを買えたので、めっちゃとろとろの熱々でした。だけど、こっくりしたプリンのような安心する甘味が美味しい。
こちらでお腹を満たして、本格的に散策開始。
まずはマカオ市政舎。
こちらも「マカオの歴史地区群」として世界遺産に登録されています。
宝物庫(キリスト像やロザリオや宗教画を展示)が開いていたので、お邪魔しました。
どうやら12年ほど前のこの日、改装だか何かが終わったご様子。
この後、お店をのぞいたり道に迷ったりしている内にお腹がすいてきたので立ち食いタイムに入ります。
ふと覗いた路地裏にあった、テイクアウトのご飯屋さん。
甘めのしょうゆ味で炊いたマカオのバーガーを買いました(20パタカ・約280円)。これ美味しかった……
更にそぞろ歩きつつ、KOIを見つけてしまったのでウーロンミルクティーのタピオカ(値段忘れた……マカオにもタピオカ屋が沢山進出してました)。
ちょくちょくつまみ食いを挟みつつ、マカオと言えばの聖ポール天主堂跡に到着です。
イエズス会によって建てられた、大きな教会なのですが、自然災害と火事によって今ではファザードのみが残されています。
横から見ると悲しくなるからあまり見てはいけない。
更に、その隣にはモンテの砦。
こちらもイエズス会によって作られた軍事要塞で、世界遺産です。
急な坂道に作られた石段を登っていくと、マカオの街並みが見渡せる高台に出ます。今ではマカオ博物館が併設されています。
当時のものなのかはわからないけど、大砲もあるよ。
蓮をイメージしたというリスボア・ホテルの超個性的な建築もよく見える。
ところで話は変わりますが、私この時こんな靴を履いていました。
まさかのヒール。
会社から出る時に、うっかり靴を間違えて履いてきていたんです……はっきり言います。マカオにヒールで行くな。足が死ぬぞ。
とはいえ、観光はまだまだ続きます。
棒どころの騒ぎではなくなってきた脚を休憩中に揉みしだいて、「スーパーに行きたい」というリクエストに応えるべく移動したのです……が……。
道に迷った。
google mapどおりに歩いているはずなのに、なんかどんどん方向が違っている気がする。
ナビ係だったのですが、流石に同行者にも手伝ってもらって、とりあえずこっちかな……という方向に歩いて行くと、ふと覗いた細い道に『超市(スーパー)』の文字を発見しました。やったー!
テンパりすぎて外観の写真撮り忘れたのですが、入口狭いしローカル感がむんむんに漂うお店で大丈夫か心配になりましたが、奥行きが結構ある広い店舗でした。あとレジのおじいちゃんゆっくり対応してくれて親切だった。
マーク付けたホテルの近所にありました。
ここで荷物が増えてきたので一旦ホテルに戻ることに。
丁度スーパーの近所にあったホテルでタクシーを拾おうとしたら、ドアマンのおじさんが「マカオフェリーターミナル行きのバスがあるから、乗り継げば無料でホテルに帰れるよ」と教えてくれて、ありがたくバスに乗り込みました。
マカオフェリーターミナルからは、丁度ホテルの斜め向かいにあるベネチアン行きのバスが出ていたので、いい感じのタイミングで乗り継ぎ成功。
しかし、この後さらに脚が死ぬような距離を歩くことになったのでした。
(つづく)