旅に出たいが口癖

路地裏とご飯に食いつきがちな旅好き人間が旅行後の備忘録に書くブログ。不定期更新です。

5/15 説明できないときめきが頭を駆け巡る(チャーターフライト)

 突然ですが、奇跡が起きました。

 なんと、JAL様のチャーターフライトに当選したのです。
 まさかの2回目です。
 チャーターフライトのご案内を見かける度に毎度申し込みはしていたのですが、そこそこ倍率高いので、もはや当たったら凄いよねーぐらいのさっくり感覚で申し込んでいただけに己の強運にびっくりです。
 しかも、東南アジアはちょこちょこお邪魔しているのにタイにはまだ行けていない私といたしましては、タイへのときめきが爆発してしまいます。タイへ行きたい。

komatabi.hatenablog.com(以前参加させていただいたブルームーンフライトの様子はこちら)

 そんなわけで、5月15日。
 前日の曇り空とは打って変わって、快晴の成田空港第二ターミナル(T2)にお邪魔。
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 人も便も少ない……(´;ω;`)
 無理もありません。千葉県は一部地域が、まん延防止等重点措置エリアに指定されてますし、お隣の東京は緊急事態宣言中です。
 空港だってまん延防止等重点措置対象エリアですし、世界的な感染拡大の現状を鑑みてずっと国際線は必要最低限しか飛んでいません……成田で旅客機が沢山動いているのは国内線LCCメインのT3ではないでしょうか。
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 最早口癖のようになってしまいましたが、早く自由にお空を飛べる日が1日でも早く来ますように……と改めて祈りつつ、指定されたカウンターへ。
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 わぁ(・ω・*)
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 実は空港へは所用ついでにちょこちょこお邪魔しているのですが、やっぱり目的あってカウンターまで来るとテンションの上がり方が段違いです。
 久しぶりのチェックインにドキドキしながら必要書類を提出し、搭乗券と伝統舞踊の鑑賞チケット、疑似パスポートをいただきました。この時点でときめきが大爆発です。
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 発着表示にもちゃんと「JAL9999便 成田」の文字が。
 ところで今回は9999便が割り当てられていたのですが、『9』はタイ語で『前進する』の音が同じな語呂合わせが由来となったのだそう。楽しい未来に向けてぐいぐい進んでいただきたいものです。

 この後は手荷物検査をしてから待機エリアへ進むのですが、その前に……
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 イミグレ(仮)がある!!!!!(*゚∀゚)=3
 こちらでは、タイ国政府観光庁のスタッフ様に疑似パスポートを押してもらえました。
 両手を合わせてのご挨拶(ワーイと言います)もすることができて、旅情がぐんぐん高まります。

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  イミグレ(仮)と手荷物検査を抜けて、搭乗口へ移動。
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 タイ国政府観光庁のキャラクター「ハッピーちゃん」たちがお出迎えしてくれます。
 搭乗口エリアへ移動してもフライトの時間まで1時間近くあるのですが、待ち時間も飽きさせない企画があちこちにありました。
 まずは、クイズラリー。
 エリアのあちらこちらに置いてある5問のクイズに正解すると、タイ国政府観光庁から記念品がもらえる外れなしのクイズです。
 更にメルマガ登録するとボールペンかガイドが貰えるという事だったので、ガイドブックをいただきました。
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 これを読んでタイに行くまでの力を溜めるんだ……!
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(フロアのTVでは観光庁のプロモーションビデオが流れておりました……映っていらっしゃるのは、今話題のタイBLご出演の役者さんですね!)

 そして、伝統舞踊の鑑賞。
 こちらは密にならないように配慮がされていて、チェックインの時点で時間指定の入場券を渡されました。
 イベントに駆けつけてくださったタイ国大使様の『今は自由に行き来ができないけれども、タイの事を忘れないで、行き来ができるようになったらタイに来てくださいね!』というスピーチの後、北部と南部の伝統舞踊を鑑賞させていただきました。
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 北部は傘を小物に使った艶やかでゆったりしたテンポの踊り。
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 南部は暖かいエリアらしくリズミカルな音が印象的な踊りでした。
 どちらもダンサーさんの手の動きが凄くて見入ってしまいます。
 過去にアンコール・ワットが見たくてカンボジアへ行った事はあるのですが、その時鑑賞したアプサラダンスも手の動きが優雅かつ熟練の動きだったので、それを何となく思い出しました……陸続きな分、文化の伝播は過去に幾度となくあったから痕跡は今も残っているんだな、と、思ったりしました。

 伝統舞踊を見た後は、搭乗口の前まで移動するのですが、そこではダンサーさんと記念撮影ができるとのこと。ドキドキしながら写真を撮っていただきました。
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(当方の顔出しは恥ずかしいのでご勘弁いただきたい)
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 楽しい企画を満喫し、ガイドブックを読みながらまったりしていたら、搭乗時間となりました。今回も前回参加したチャーターフライトと同じく沖止め(バスで飛行機の横まで行き、階段上のゲートから乗る)です。
 ちゃっかり窓側席を確保し、久々の空港内の風景を楽しみます。
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(あ! いつもシンガポールに行く時お世話になってるScootさんだ!!!)
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(貨物ケースが並ぶ風景は、地上から出ないと見れない気がいたします)
 風景を楽しんでいる内に、バスは飛行機横へ到着。
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 整備員さん達が垂れ幕を持ってお見送りしてくださりました。
 ちなみにこの日の機体はボーイング767-300ER(A44)とのこと。飛行機の機体は門外漢なのですが、コクピットから手を振ってくださるパイロットさんに全力で手を振り返したり、ぱしゃぱしゃ写真を撮っていたら、スタッフの方に記念写真を撮っていただけました。思わず覚えたてのワーイをしてしまうはしゃぎっぷり。
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(本当に申し訳ないですが、顔は以下略)

 タラップを登るとCAさんの笑顔が見えて、飛行機に乗ったんだなぁと胸がギュッとしてしまいました。
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 そしてすぐ近くのラックではハッピーちゃんがここでもお出迎え。
 しかし君のモチーフは一体何なのだろうか……触覚あるし、アリとかの昆虫系?
 席に着いたのでまずは恒例の座席チェックから。
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 今回も一番安い中央席です。密を避けるべく、真ん中の席は使用不可となっております。翼よりも後ろの方の席だったのですが、あんまり揺れませんでした。
 背もたれには今回オリジナルだろうタイのイラストレーターさんデザインのカバーがかかっています。
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 画面はタッチパネル。飛行機にあるととても嬉しいUSB差込口もあります。
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 フルキャリアではお馴染みの枕とブランケットは標準装備(使わなかったので中央席に置かせていただきました)。
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 安全のしおりや機内誌、免税品のご案内など、飛行機に乗ったらしっかり読んでしまう冊子もちゃんとあります。あと、イヤフォンも置いてくださってました。
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 運よくお隣の席の方がタイへの渡航経験もある旅好きな方だったため、早々にお喋りに花が咲いて楽しい時間を過ごしている内に、飛行機は離陸。
 あの、ぐっと体にGがかかる瞬間、たまらないものがあります。
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 予定航路は富士山を両サイドの窓から見られるよう西日本方面でハートを描くルートだったのですが、梅雨前線が近づいているため、北へ進路を取り8の字を描くルートが採用されました。
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 隣席の方とタイ料理の話に花を咲かせている内に、機内食のお時間に。
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 お料理は今回のフライト用に特別に準備されたガパオライスです。
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 副菜はヤムウンセン(春雨のサラダ)と、空心菜の炒め物にゆで豚が乗ったもの。パクチーは別添えという親切設計です。ヤムウンセンに投入してもりもりいただきました。
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 デザートはマンゴープリンでした。機内食用の濃いめの味付けが懐かしい……と噛み締めつつ、ガパオライスが思った以上にしっかりスパイシーで機内食製造会社さんの本気を感じた次第です。とても美味しかった。

ontrip.jal.co.jp

 ドリンクはJALオリジナルのジュース「スカイタイム」が昨冬からリニューアルしたというニュースを拝読していたため、こちらをオーダーいたしました。ブドウのすっきりした酸味もありつつ、桃のまろやかな甘みもあって大変美味しいジュースでした。これ、普通にお酒で割ってもうまいやつや……!

 お食事の後は、タイへの旅行券も含まれた抽選会が実施されました。
 残念ながらそちらは当たらなかったのですが、地上に戻ったら全員にお土産がありますというアナウンスになんと太っ腹! と震えてしまいました。
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 その後も機内誌を精読したり、隣席の方と都内近郊で食べられる美味しいアジア料理のお店の情報交換などしている内に、あっという間に飛行機は着陸態勢に。
 楽しい、あっという間な約2時間のフライトでした。
 密を避けるために前の座席から順番に飛行機から降り、帰りのバスに乗車。
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 実は同日にANAさんもハワイ専用機『HONU』(ハワイの言葉で「亀」)内のレストランを開催していたみたいなので、HONUが止まっているのをお見かけしました。

www.ana.co.jp

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 旅の終わり、荷物受取所ではダンサーの方がお迎えのダンスを踊ってくださったり……
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 多分これは常設なのだろうけど、折り鶴を使ったアートが飾ってあったり……
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 疑似パスポートにオリジナルのスタンプを押してもらったり、お土産をいただいたりしてツアーは終了。大変楽しゅうございました。
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(ちなみにお土産はこんな感じ。ココナッツウォーター、ガパオライスのもと、タイ米のパウチ、ゾウさんのぬいぐるみ……たっぷりとしております)
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 改めて企画をしてくださったJAL様、ご協力くださったタイ国政府観光庁様や各企業様、当日安全で楽しいフライトをしてくださったスタッフの皆様全員にお礼を言って回りたいぐらい楽しいフライトでした。
 タイに行きたいという気持ちもさらに強くなりました……コロナ落ち着いて海外行けるようになったら絶対に行くぞ! 多分ZIP AIRでだけど(JAL系列だから許してください)!!!

www.zipair.net
※当方は海外旅行にLCCをめちゃくちゃ活用する人間です。

 

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【おまけ】
 お土産の中にはタイの観光パンフレットの他に、タイ国認定タイ料理レストランのガイドが入っておりました。

thaiselect.jp
 調べてみたらHPもありましたので、本格的なタイ料理に飢えていらっしゃる貴方に届けばとシェアさせていただきます