お昼12時過ぎ。
まさに「八雲立つ」という言葉がぴったりな光景を見て、出雲大社から参道へ戻りました。
滞在時間の終わりは迫っていますが、お昼ご飯は絶対に三段割子の出雲そばを食べたかったので、大社出てすぐの空いていそうなお店に駆け込みました。
わーい!
念願の三段割子、蓋を開けるとこんな感じです。
一段上は揚げ玉、二段目は玉子、一番下はとろろがトッピングされています。上の段からめんつゆをかけて食べ、余ったつゆは次の割子にかけて味のマリアージュを楽しめるようになっています。割子を洗うのも楽そうだし、とても合理的。
揚げ玉はサクサク、卵はめんつゆを吸った揚げ玉が入ってより濃厚に、とろろはおいしい足し算の集大成となっていて、大変満喫させていただきました。
食べ終えてお店を出て、まだ時間に余裕があったので参道でお土産を物色していたら、とても気になる看板が。
スナバだ! スナバじゃないか!!!
スタバが無かった鳥取県と島根県。2013年に島根にスタバができたことで、日本唯一のスタバ無し県となった鳥取県では県知事が「スタバは無いけど砂場(砂丘)はある」とゴリッゴリの自虐ジョークを披露した事が発端となり、爆誕したのが『すなば珈琲』さんとなります。ちなみに2015年に鳥取にもスタバができたという壮大なオチもあるのですが、それは別にどうでもいい。
コーヒー好きとしては看過できないお店なので、早速買いました。
ロゴマークがとても砂場(砂丘)。そして洒落とる。
コーヒー自体は苦み濃い目のガツンとした美味しいブラックコーヒーでした。凄く好み。
コーヒー片手にお土産を物色しました。
ちなみに買ったのはこちらのお店。
出雲大社の祭祀を執り行うお家で代々受け継がれてきたフグ出汁が効いた美味しい『うず煮』を売ってるお店。レトルトパウチなどを自宅用のお土産に。
出雲大社の大黒様のモチーフに使われる俵の形をした『俵まんぢう』を自宅用のお土産に。
寒天と島根の果物を使った可愛いスウィーツは、友人へのお土産に。
あれこれ買って、駅に戻ってコーヒーを飲んでいると、気になるものを発見。
ほう……?
別に鉄道マニアではないのですが、こういうのはとても気になります。大変気になります。
入場無料だったので、お邪魔してみる。
こういうレトロなの、老若男女問わず好きなやつやん。
思わぬところで良いものを拝見してにっこにこになったところで電車の時間になったので、帰ります。いやー、出雲大社は心もお腹も満たされる凄くいいところだった!!!
帰りの電車にも『しまねっこ』ちゃんがいたり……
帰りの電車で見たちょっといいものをお裾分け。 pic.twitter.com/O9jcwmyfsX
— セロハン (@komanoserohan) 2022年11月21日
素敵な千本鳥居が車窓を流れたり……と、たっぷり帰り道も満喫いたしました。
(ちなみに栗津稲生神社という神社の鳥居だそう)
その後は出雲空港行きのバスに飛び乗り、帰路。
やっぱりレガシーキャリアに乗るのは緊張するけど、充電用のUSB挿し口があるのは普通にありがたい。
最後の出雲の風景は、飛行機の翼で描いたような雲が印象的な黄金色。
バイバイ出雲。
そして帰り道は名古屋の夜景が見えたり……
千葉のあたりと思わしき夜景を見たり……
東京の夜景を見ているうちに到着しました。
出雲旅行、苦手なバスの接続が相変わらずままならなくてドタバタしましたが、大変楽しかったです。また行きたい。