県外移動も可能になり、やっとお空を飛べるようになったぞ!!! という喜びを爆発させるべく、月末月初の繁忙期と年末年始の繁忙期の隙間を狙って旅に出てきました。
行先は北海道です。
バニラエアと一緒になって、よりパワーアップしたLCCのPeachさんがやっていたセールに飛びついた結果です。
なお、関東南部在住の雪無し県民が12月ど真ん中に北海道へ行きたいとTwitterで呟いたところ、雪国出身だったり在住だったり観光経験があるフォロワー各氏から「あまり勧めないけど寒さ対策は怠るな」「雪の北海道はいいぞ。そして美味しいぞ」「雪はいいけど濡れたら大変だから要注意」「首って名前が付いてる部位は温かくするんだ!」等々、様々なアドバイスを賜りました。皆様の優しさが染みました。ありがとうございます。
防寒対策は次の記事で書くとして、まずは初日のお話。
繁忙期の隙間と言えども、シーズン的には結構忙しい時期になる弊社弊部署のため、午前中は仕事・午後は半休という体制で臨みました。
予想通りどったばたの午前中を過ごし、13時過ぎに退社。
そのまま猛ダッシュで東京駅へ。
八重洲のバスターミナルから今にも発車しそうになってたリムジンバスに飛び乗ります。
使う飛行機がLCCのため、空港は成田。しかも、LCCは搭乗口が遠い可能性が高い(高確率でバスで飛行機の近くまで行く沖止めとなる)ので、預入手荷物がなくてもチェックインと手荷物検査を1時間前には済ませておく方が無難です。
そんな訳で、お昼どころか水を買う暇もなく……
バスの中で会社の先輩からお駄賃として頂いたみかんを食べる暴挙に出ました。小さいみかんだったので一口でいきました。甘くて美味しかったです。
お昼の高速は空いていたので、定刻の1時間10分より少し早めに成田空港に到着。
Peachは第1ターミナルなので、国際線出発ロビーに降り立ちます。
このまま国際線でお空飛べたらめちゃくちゃ最高なのにな!!! と、虚空に吠えつつ、1階まで下り、ターミナルの端っこへ。
Peachの入口へやってきました。
己の見込みとしていた出発1時間前なので、時間的にはいい感じです。
タッチパネルを操作して航空券代わりのレシートを入手し、そのまま手荷物検査を受けて、搭乗口へと進みます。
ちなみに手荷物検査場前にコンビニがあったのですが、搭乗口エリアにもなんか食べ物屋さんあるだろ……と思って何も買わずに行ったんですよね。それが失敗でした。
お土産は売ってるけど、パンとかおにぎりとか売り切れてるのか、皆無。
嘘だろ!? と思ったんですが、よく考えたら空港利用者減ってるから、お弁当の数とか調整しますよね……
流石に何も食べないと倒れそうだったので、売店でおつまみとして売られていたシュウマイ(360円)と、手持ちのお菓子で飢えをしのぎます……うどんとかお蕎麦とかもあったんだけど、一気食いの後で飛行機乗るのも気持ち悪くなりそうでやめときました。難しい。
とりあえず一息付けたところで、搭乗開始のご案内が聞こえてきました。沖止めだったので、バスに乗り込みます。
この感じだけで既にワクワクする。
飛行機の機体のメーカーとかお名前とかは見て分かる知識がないのですが、こじんまりとした可愛い飛行機さんがお出迎えしてくれました。
搭乗。
飛行機は通路挟んで3-3のThat's LCC! スタイルです。前の席との距離も短めなので、分厚いコートがかさばります。何とか脱いで、ひざ掛けとして活用することに成功しました。
席は窓際。丁度列の真ん中ぐらいだったので、窓から翼の上がよく見えます。
CAさんによる緊急時のガイダンスや、荷物棚・シートベルトチェックも完了し、いよいよ飛行機が空を飛びます。
席立てるようになるまでの待ち時間に、成田を離陸して雲を越えた先の景色を置いておくので見ていっておくれよ。 pic.twitter.com/Af5LBPfmCj
— セロハン (@komanoserohan) 2021年12月17日
約2年ぶりの目的地がある飛行機……と思うと色々感慨深く、思わず動画を撮りまくってしまいました。
雲の上に出た途端、夕暮れが夜に変わっていく素敵な風景を見たり、うとうとしたり、いつの間にか導入されていた機内Wi-Fiを活用した専用サイト(機内でのお買い物や動画の閲覧などができる)を見たり、うとうとしている内にあっという間の1時間50分のフライトは終了。
着陸時の揺れと轟音、窓の外に見える雪の白に北海道に着いたワクワク感が爆上がりいたします。
そして、機体が止まった途端、窓ガラスに雪の結晶が付いていく。
翼にもどんどん積もる。
この日は週末にかけて日本海側を中心に大寒波が来て、下手すると飛行機も途中で成田へ戻る可能性があります……と言われていただけに、無事に着いてよかったです。
預入手荷物を受け取るターンテーブルをスルーして、出口へ。
お出迎えしてくれたポインセチアのクリスマスツリーが、来週のクリスマス気分を高めにかかってきます。
とりあえず着いてよかった! と、胸をなでおろした直後……
おなかすいた。
朝ご飯も食べていなかったので、この日胃の中に入れていたのはカフェオレとみかん1個とシュウマイ2個とラスク2枚だけです。そりゃお腹すくわ。
この後は小樽に移動なのですが、その前にご飯を食べられずに行き倒れてしまいそうだったので、空港内をてくてく歩いて、お店がありそうな方に向かいます。
館内の大体なご案内を確認し、4階へ移動。
美味しそうなお店は幾つか見かけたのですが、営業時間が6時まで……というお店も少なくなく、フードコートに飛び込みました。
松尾ジンギスカンさんの、特上ラムジンギスカン丼に温泉卵をトッピングしたものを発注。
ジンギスカンはお一人様だとハードル高すぎなのですが、フードコートだと手軽に楽しめてありがたかったです。
余談ですが、新千歳空港内、暖房がめっちゃ効いてて温かい通り越して暑かったです。ヒートテック着用してたのもあって、コートの中がサウナ状態でした。汗をかきすぎて逆に風邪をひきかねない。
余談はさておき、お腹もいっぱいになったので、移動を開始します。
地下に降りて、JR千歳空港駅へ。
新千歳~小樽間はIC乗車券が使えるので、手持ちのsuicaをピッとして、快速エアポートに乗ります。
プラットフォームに降りた途端、外と繋がってるからか急に寒くなるし、来た電車の機体に氷が沢山引っ付いてる。
急激に湧いてくる北国の実感をひしひしと受けつつ、電車の中で携帯をいじったり、うとうとすること約1時間15分。
小樽駅に着きました!!!
すごいぞ!!! ホームも雪まみれだ!!!
とりあえず、改札を抜けると、北一硝子寄贈の沢山のランプ達がお出迎えしてくれます。何ともお洒落さんな駅です。
改札の外は、見事な横殴りの雪。
小樽初訪問者には熱烈すぎる天気の歓迎を受け、ぴぃぴぃ言いながら予約しておいた駅前にあるホテルに逃げ込みます。
予約したのはドーミーインPREMIUM小樽さん。
大浴場(一部天然温泉)・サウナ完備。夜鳴き蕎麦、お風呂上がりのアイスまたは乳酸菌飲料サービスあり。朝食にはご当地メニューあり……と、盛り沢山なビジネスホテルです。
共立メンテナンスさんが運営しているホテルで、別所にある旅館には泊まったことがあるのですが、そちらもめちゃくちゃ良くてお気に入りの旅館の一つです。とりあえず、ビジホも旅館も良いので全力で勧めたい。
ちなみに、お部屋はなんと角部屋をご用意いただきました。
ドアを開けて角を曲がると、洗面所。右手側にシャワーとトイレ。
そして、引き戸の先のメインルームは……
居心地よさげなツインルームヾ(*´∀`*)ノ
ちなみにパジャマやファブリーズ的なものも備え付けられてたので、ありがたく使わせていただきました。
初日の夜到着と言うこともあるので疲れており、さくっとお風呂に入りつつ大浴場にあるコインランドリー(乾燥機のみ有料という太っ腹だった……)で洗濯を済ませつつ……
しっかり夜鳴き蕎麦をいただく。
ハーフサイズの醤油ラーメンで、大変ほっこりしました。