旅に出たいが口癖

路地裏とご飯に食いつきがちな旅好き人間が、旅行後の備忘録に書くブログ。現在やってるスリランカ編は週末更新予定。

10/8-② やっぱり九份は夜が映える(十分、九份)

 十份の滝を見た後は、十分駅近くへ移動。
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 こちらではランタン飛ばしができます。大きなランタンの四方に願い事を書いて、空に飛ばすのです。大きなランタンに墨で願い事書くとか、線路の上に立ってランタン飛ばせるとかここでしかできない体験が結構あるので、楽しいです。ランタンは色によってお願いごとの内容が違うらしく、料金表を見たら様々なバリエーションがありました。
 ツアー的には40分程の別行動。
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 他のツアー参加者さんはランタンを飛ばしに行かれてました。私は過去に友人と来た時にやった事があったので、ふらふらお散歩することにします。
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 線路の両脇にはお土産屋さんやランタン屋さんがずらり。
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 こんな感じでランタンを飛ばせます。お店の人が写真とかムービーとか撮ってくれます。
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 線路は廃線ではなく、単線の平渓線が現役で走っています。ウィキペディアを確認したところ、日中は約1時間毎に上下線1本の列車がこの駅で交差するのだそう。
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 こちらが十分駅。

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 自由時間後は、基隆のカラフルハウスを見に行きました。
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 基隆は南部の高雄に次いで台湾で2番目に大きな港がある街。世界有数の良く雨が降る土地でもあり、「雨港」とも言われるのだとか。
 私がお邪魔した時も、やはりしっとりと細かい雨が降っていました。
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 まずは阿根納造船廠遺構へ。
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 元々は日本統治時代に石炭の貯蔵・輸送用に造られたもので、戦後は台湾が運営していたのだそう。その後、アメリカの実業家が造船用に借り受けたり、台湾の製糖会社の手に渡ったりと紆余曲折あったのですが、コマーシャルの撮影地として使われたことで一躍有名に。
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 現在は再開発の憂き目にあいそうなところを、市が暫定史跡として指定したことで膠着状態になっているようです……そ、そうか……。
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 遺構の近くには、基隆市原住民文化会館もありました。
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 そして、阿根納造船廠遺構から歩いて5分もかからないところに正濱漁港彩色街屋(対岸)。
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 元々漁師町のためフィッシャーマンズハウスだったそうなのですが、現在ではカラフルに彩られて観光名所となっております。建物の中はレストランなどの店舗が入ってるとのこと。
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 あと、基隆市では丁度このタイミング(2023年10月訪問)で芸術祭をしていたようで、街をイメージしたアート作品が見られました。

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 雨も強くなってきて寒くなってきたところで丁度移動の時間になり、最後のメインイベント九份へ。
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 今では台湾でも有数の超有名観光地になっている九份
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 どこを切り取ってもオリエンタルな風景が広がるビジュアル映えが印象的ですが、こちらは元々金の採掘で栄えた町。台湾映画『非情城市』のロケ地になった場所だったり、ジブリ映画『千と千尋の神隠し』のモデル地になったという説があった利する場所でもあります。個人的には日本統治時代に構成された坂の町の面影が持つノスタルジーと、大学の授業で見た『悲情城市』の印象が合わさって、歴史を考えて感慨深くなる町でもあります。
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 いやしかし、何度来てもここは人が凄いし、来る度に観光地化が進んでいる。
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 自由時間を貰って、ただひたすらメイン通りを歩き回ったのですが、台湾のお休みと被ってるという事もあって、どこに行っても人の波。もしいらっしゃるのなら、平日の方が良いと思います。
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 よくガイドブックにも写真が載る『阿妹茶屋』からの風景。昔ここでお食事したことあるのですが、良い雰囲気でした。
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 展望エリアから見る基隆の夜景。
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 合間に通りがかりの屋台で買った大腸包小腸(大腸に包まれた小腸。要はもち米おにぎりに包まれたソーセージ)をもしゃもしゃ食べながら、当てもなくふらふらしました。当てのない散歩も楽しいものです。
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 ところで毎度の事なのですが、九份に来る度にホラゲのスチルみたいな写真を撮ろうとしてしまう。今回も豊作でした。

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 たっぷり風景を満喫したところでツアーも終わり。台北へ戻ります。
 最後にツアーのおまけで(多分提携している)お茶屋さんで営業トークを受けてから解散。
 試飲させていただいた紅茶がなかなか美味しかったので少し買っていき、ダッシュでこちらの店に向かいました。

maquia.hpplus.jp

 台湾のお茶の実の油を使っているのだというボディケア用品のお店です。何年も前から大好きで、コロナ禍中は自力で個人輸入したくらいには好きです。
 観光客も多く行き交う永康路の店舗なので、日本語ができるスタッフさんがいらっしゃり、満足いくお買い物をすることができました。
 あっという間に台北での2日間終了。
 明日はとうとう最終日です。