11時半ごろ、羽田空港第1ターミナルへ戻ってまいりました。
手すり横のコカ・コーラのクリスマス広告を見ながら、出発ロビーへ向かい、そのまま寄り道もせずにチェックインをしに行きます。
この日の便は14:15発なのでまだまだ余裕はあるのですが、チケット購入の際にラウンジの予約もしておいたのです。
基本的にLCCの方が旅のスタイルにあっていたこともあり、今までご縁もなかったのですが、折角のラウンジ……ご案内いただいたからにはみっちりじっくり満喫したい。
チェックインカウンターは、手荷物預かりまで全てセルフサービスになっていました。
羽田は利用客も多いので、人をスムーズにご案内するためにもこういう形になっていくのが合理的です。でも、対人サービスはお金をかけて受ける物になるのだなと実感いたしました。過去接客業をしていた身としては、理解も納得もできます。
(ちなみにセルフチェックインやセルフ荷物預け入れは我がホームの成田空港にもあるのですが、こちらを使えるのは何時の事になるのでしょうね……来年こそは!)
その後、保安検査も無事通り抜け、若干迷子になりつつもやって参りました。
いざ、ラウンジへ!!!
エスカレーターを上がったところで受付のスタッフ様に搭乗券をご確認いただき、代金(3,000円)を支払います。ちなみに、上位クラスの紳士淑女の方々はここが無料で利用できます(調べてみると、他にも色々と優待などがあるご様子)。
今回はこちらの南側ラウンジを利用させていただきました。
ドリンク(ビールなどアルコールを含む)、スナックはセルフサービスで無料でいただけます。
プライベート感があるボックス席を確保して、まずはウェルカムドリンクにジンジャーエールを頂戴しました。
スペースは小さなキャスターを持っていても、楽々足を伸ばせる余裕があります。椅子もテーブルもお洒落だし、コンセントもあるのは凄くありがたい。
ドキドキしながらジンジャーエールを飲み終え、ようやく辺りを見渡す余裕ができてきたので、席を変えて買ってきたお弁当をいただくことにしました。
飛行機が見えるカウンター席で取り出したのは……
羽田空港第2ターミナル限定品、『賛否両論 季節の二段重弁当(秋)』。
お値段税込1,780円でございます……なんか各種ブログで情報収集した時よりも地味に値上がりしてるっぽい?
最近ではNHK『きょうの料理』にも出演されている笠原氏のお料理は一度食べてみたいのですが、予約を取るのが大変そうで……まずはプロデュースされているこちらを食べてみようと思って、このお弁当のためだけにわざわざ第2ターミナルまでお邪魔して買ってきました。
早速開封。
お恥ずかしながらお品書きの写真をなくしてしまったので詳細はど忘れしましたが、きのこの炊き込みご飯や焼き魚、茄子のぴり辛煮、干し柿入りの紅白なます、牛ごぼうのしぐれ煮などが美しく詰められていました。セルフで汲んできたほうじ茶と一緒にいただきます。
結論から申し上げますと、お出汁の味が上品で、煮物一つ一つお出汁の種類変えてるのかな? って思うほど風味豊かでございました。期待を遥かに上回る美味しさでした。
ご飯の後、あと小一時間ほどはラウンジにいられたので、ちょっとうろうろしてみると……
マッサージチェアがありました。
空いていたら自由に使えるようだったので、ありがたく使わせていただきました。日々の疲れで全身凝り固まっていたので、しっかりリラックスできるの嬉しい。
最後に紅茶をいただき、大変満足してラウンジを出て搭乗口へ向かったのですが……
使用機材の遅れで15分の遅延が発生。
後で知ったのですが、羽田空港の利用者が増えたこともあり、路線によっては若干の遅延が発生しているようです。なお、後日利用した帰りの便も遅延していました。
周辺のお土産屋さんをぶらついてから戻ってくると、ちょうどよく搭乗開始になったので、飛行機に乗り込みます。
お席は窓際。翼越しの風景が旅情を強くしてくれます。
なお、新幹線と同じ感覚で右側の窓際にしておけば富士山が見えるかな? と思ってたのですが、ルートとしては長野方面から西へ向かっていたようで、見える窓は反対側だったご様子。
代わりに長野辺りの彫りが深い山々をじっくり堪能させていただきました。
飛行機の気圧に抗うべくあくびを何度もしてみたり、温かいコーヒーをいただいてほっこりしたり、うとうとしながら約1時間半。
出雲縁結び空港に到着いたしました。
縁結びの圧が強い!
最終的に到着は20分ほどの遅延だったと思います。
しかし、その20分が、ちょっぴりテンパる原因になったのでした。