計画が始動したのは、今年の正月でした。
帰省していた妹から、急に打診を受けたのです。
妹「お姉ちゃん、スリランカ行かない?」
私「ファッ!?」
何がどうなって急にスリランカ!? と思っていたら、「ずっと行ってみたいと思っていて、今年長い休暇を取れるチャンスが巡ってきたけれど、なかなか同行者が見つからない」とのこと。私もセイロンティー本場の茶畑とシギリヤ・ロックは死ぬまでに見てみたいと思っていたので、軽率に了承しました。
軽率に了承した勢いで、セッティングは全て承りました。二人とも仕事のこととか家庭のこととか家庭のこととか仕事のこととかあったし、姉妹揃って社畜だし、やるの好きな方がやればええねんこういうのは(その分我は強く出させていただきましたが)!
なお、妹の居住地は関西。
そして、私は関東住まい。
スリランカ行きのツアー利用や直行便を考えると姉妹揃って成田から飛ぶのが一番簡単なのですが、それでは旅程前後1日にロスタイムが出てしまって効率が良くないです。
なので、その辺はセッティング係が本気を出させていただきました。
私「シンガポールで待ち合わせして、スリランカ行くのが一番楽だから、それで航空券取るね。現地はオーダーメイドツアー組むわ」
妹「何その旅慣れた発想」
かくして、スリランカ旅行は東西各空港発→シンガポールで1泊→翌日スリランカへ移動→スリランカ旅行後はシンガポールに戻り、各空港へ……という旅行と相成りました。航空会社は今回もシンガポール航空です。
二人旅、しかも初めての行先ということもあり、安心安全快適であるよう出せる金は出すという方針でプランを組んだので、スリランカ現地では全行程オーダーメイドのツアーを業者さんに発注しました。なかなか無い話だし、いつかスリランカに行ってみたいと思っている方もいるかと思いますので、今回の旅日記はまずどうやってツアーをオーダーメイドしたのかという話をしていこうと思います。
①お互いの行きたいところをすり合わせます
……と言っても、今回は妹の強い希望がありました。
妹「バワ建築を巡りたい」
ジェフェリー・バワはスリランカの建築家。トロピカル・モダニズムの第一人者にして、今では誰もが知る『インフィニティ・プール』の発明者です。土地をベースに建築を設定していく手法のため、その土地の環境や景観に寄り添ったデザインの建物が楽しめます。
そんなバワ建築の魅力をたっぷり感じ、ついでに私が行きたい世界遺産やスリランカの主要観光地を合わせたツアーを依頼することにしました。
②旅行会社の選定
世の中は便利ですね。
文明の利器ことインターネットで『スリランカ バワ建築 ツアー』と検索すると、あっという間に関連事項がヒットします。大概がツアーやオーダーメイドツアーのモデルプランなどです。
今回はその中からオーダーメイドツアーをやっている2社様にお問い合わせをしました。
·リオンロイヤル
·エスティワールド
一応会社自体の口コミも検索したのですが、あまり数はヒットしなかったのでざっくりお伝えすると、2社様とも現地にオフィスやスタッフさんがいらっしゃるので、相談事にもちゃんと乗ってくれました。なお、リオンロイヤルさんは爆速で、エスティワールドさんは吟味した上1週間ほどでツアー案を提出してくれましたので、そこから内容を詰めていくなら早めにプラン相談だけでもした方が個人的には吉だと思います。
航空券を自力で取って現地プランのみ相談なら、航空会社と発着日と時間、便の番号は最低限お伝えしましょう。
今回の旅行では、頂いたプランを見て旅程の煮詰めがしやすかったのと、予算など諸々を吟味した上で、リオンロイヤル様にお願いしました。
③プランの煮詰め
頂いたプランを元に、姉妹間で相談をします。
バワ建築はホテルが多いので、このホテルだけは泊まりたい! という所をチェックしてもらいました。
あとはホテルでゆっくりする時間は多目にとって、隙間に行けそうなバワ建築と主要観光地を挟んでいく感じで決めました。
この辺りは旅行会社様が元々バワ建築のオーダーメイドツアーをされた実績があるので、最初からみっちりバワ建築見学を詰めてくださっていました。Googleマップと照らし合わせながらイメージしやすかったです。
④お支払い
プランが煮詰まって、これで行こう! とゴーサインを出したらお支払い。
今回の場合は、出発まで2ヶ月以上余裕を持ってプランが確定していたので、出発の1ヶ月半前にお支払いをしました。レートはUSドルをベースに、その時のレートに手数料を追加した感じです。
今回のプランは朝夕食付きの5泊6日で一人あたり16万円ほど。
航空券は成田からだと半年前に買って13万円ほど。
シンガポールのホテル代や移動費も含めると旅行のメインで30万いかないくらいになりました。
まぁ、この後渡航ワクチンとかなんやかんやでもうちょいかかったんですけどね!