早朝6時過ぎ。
寒さに震えながら目を覚ましました。
今回泊まったドミトリーのお部屋はドアの上に隙間があって廊下の気温と同じなため、廊下の空調を調整しなくてはいけなかったのに気付かなかったのです。
お風呂に入って、温かいコーヒーを買って飲もうと決めて、一度起床。
ついでに起き抜けの一服をいただこうと、喫煙所に行ったら空は明るくなってきていました。
折角なので、ちょっとだけお宿を抜け出して、橋の上から早朝の玉湯川を眺めてみた。澄んだ冷たい空気が体を綺麗にしてくれる気がしました。
その後、贅沢に朝風呂と二度寝を満喫して、朝ご飯の時間にあわせて再度起床。
お宿の朝ごはんは、宍道湖の特産品であるしじみ汁が付いた和食でした。
美味しいご飯の後は、チェックアウトして1時間ほど川沿いを観光しました。
昨夜見た勾玉橋は、日中見ると緑に映えて表情がまた違う。
あと、この辺りは古くからメノウがよく採れ、勾玉が作られてきた土地なので、うっかり自分用に勾玉を買ってしましました。
この辺りで採れる「青メノウ」の勾玉。
小さくて可愛いので、どう使おうか悩み中です。
また、玉造温泉は本当にお湯が良くて、『美肌の湯』と言われるのも納得なのですが、嬉しい事に源泉を汲めるスポットがありました。
なんとなく神社とかにありそうな倉庫? を開けると……
スプレーが販売されていた(1本200円)。
ペットボトルを持ってきて汲んでいるヘビーユーザーらしき方もいらっしゃりました。私もボトルを購入して、たっぷりいただいていきます。
現在進行形でお風呂上りや起き抜けの保湿したい時にシュシュッとするのに使っています。キメが整うというか、肌荒れしずらくなってて、本当にいい(※個人の見解です)。
あと、結構温泉地って温泉ミストを売ってるところがある気がするのですが、玉造は化粧品を作ってる企業さんもあって、お土産にも良いものがたくさんありました。
お土産探しを兼ねた散歩の締めは、川の上流方面に向かって歩いたところ。
元湯跡のマンホールも勾玉デザインで凝っていらっしゃる。
パワースポットだそうな宮橋(恋叶い橋)を道路挟んで向かい側にあるのが……
玉作湯神社です。
あれ? 玉造の漢字違わない? って思ったら、元々『玉作』だったらしいのですが、江戸時代頃に『玉造』に変えたという説があるみたいです。
石段を上ると、立派な注連縄がかかったお社が。
願い石・叶い石というお守りがあるようなので、石段下にある社務所でお守りらしきものを買っている方が多かったです。私はお参りだけにしてきましたので、気になる方はお試しを。
境内は山っぽいのですが、緑に陽があたって綺麗な色になっていて、なんとなくいいとこだなぁ……と思いました。
参拝の後はバス停に向かうだけだったのですが……
宮橋の隣に、なんか細くてちっちゃい橋を発見。
観光マップには「ねこ橋」と書いてありました。きっと、猫が通るような細い橋だからでしょう。
渡らないでか。
細いし、少しばかりぎしっと鳴りますが、小さなキャリーケースを引っ張りながら歩くぐらいの余裕はありました。
ねこ橋から見た、宮橋もいい感じの風景です。
その後、バスに乗って松江に向かいます。
40分ほどで到着したのは、一畑電車のしんじ湖温泉駅。
すぐお隣には足湯がある、綺麗で素敵な駅です。
ここを旅の起点として『宍道湖周遊の旅』2つ目の目的地、松江を遊び倒します。