朝8時、だらだらと起床。
昨日どたばたと動き回ったせいか、まだ眠いしだるいけど、とりあえず朝ご飯を食べようとホテルのレストランに向かいます。
ご飯はビュッフェスタイルでの提供で、オムレツやエッグベネディクトはシェフが作ってくださりました。
ほうれん草入りのなんちゃらという言葉に惹かれて見慣れぬ名前のものを注文したら、エッグベネディクト的な物がでてきた。
しかも、オムレツ的なのだったらイクラかけよう(*´▽`*)と思って準備してたので、結果見た目とカロリーがとんでもないキメラを生んでしまった。
……とても濃厚で美味しかったです。
他にも、シンガポールや香港、確か台湾でも見かけたことがあるオレンジジュースの生絞り自動販売機のようなマシンがあって、滅茶苦茶はしゃぎました(本当にその場で機械がオレンジ絞ってくれるので、ギミック見るのが楽しいし、フレッシュで美味しい)。
しっかりご飯を頂いて、荷詰めも完了したら、ホテルをチェックアウト。
とは言え、帰りは夕方の便なので、荷物はフロントに預かってもらってもう少しだけ札幌市内を徘徊することにしました。
まずは、昨夜も外観を見た時計台。
国の重要文化財で、明治期に札幌農学校演武場として使われていたらしいです。
あの「Boys, be ambitious」でお馴染みのクラーク博士はここの初代教頭を勤められたそうです。
構造は2階建て。現在1階は展示室、2階はホールになっています。
なお、クラーク博士は演武場の完成前に帰任しているのですが、2階のホールにはクラーク博士と記念撮影できるベンチがありました……何か既視感があるな。この構図。
あと、時計のギミックを横から見てテンションが上がってる自分がいました。どういう風になってるのかさっぱり分かってないけど、動く機械を見てるの楽しい。
まだ時間があったので、電車に乗ってもう1か所見に行きましょう。
続いて向かったのは、南北線 中島公園駅が最寄り。しゃびしゃびになった雪道を歩いて向かったのは、豊平館(ほうへいかん)。
こちらも同じく重文で、明治期の開拓の際に造られた西洋式の高級ホテルです。
白と水色が雪と青空にも映えて眩しい。
館内は、当時明治天皇や要人の方が泊まった内装を再現しています。絨毯がふかふか。
それぞれのお部屋に花の名前がついていて、
天井を見上げると、その花のモチーフが。
客室は寝室とメインルームの2部屋で構成されていました。寝室部分が隣の部屋と接した構造になってるので、窓がある寝室と無い寝室がありました。
2階のバルコニーには出られないけど、窓から見た景色はこんな感じ。
図らずも明治期の洋風建築(重文)をハシゴするお散歩になりましたが、この時代の建築は西洋の建築様式を強く取り入れると同時に内装に日本っぽいモチーフという和洋折衷が表れてて、見ていて楽しかったです。
時計を見たら12時過ぎ。
あと1か所寄ったら空港へ向かうので、そろそろホテルに荷物を取りに戻ります。