三越前から銀座線でごとごと揺られて赤坂見附に到着。
滅多に来ない場所なので若干道に迷いながら、何とか到着いたしました。
とらや 赤坂店。
とらやと言えば羊羹で有名ですし、最近ではカフェなんかもされていますが、元々は京都のお店なんですね……知らなかった。
今回のお目当ては、こちらの展示を見に来たのです。
とらや パリ店開店40周年記念展示で和菓子とフランス菓子の魅力を改めて知ろう! という企画です。これにあわせてピエール・エルメ・パリとコラボレーションして限定羊羹も出しています。
地下のギャラリーは無料で入れるのでお邪魔したところ、お菓子の歴史や技法、日本とフランスの季節菓子の紹介などやっていて、なかなか見どころがありました。
特に気になったのはとらや パリ店で公現祭の時期に販売されるガレット・デ・ロワの中に入ってるフェーヴ(陶器製の人形など。切り分けたケーキの中に入っていた人は王冠をかぶったりする)。とらやの上生菓子モチーフでころころしてて可愛かったです。
さらにこの後、2階にある販売所で限定のピエール・エルメ・パリのコラボ商品を買ってしまいました……まだ食べてない。
ジップパックに入ったヨウカンアラカルトは飴玉サイズの羊羹なので、このぐらいのほんのちょっとだけな羊羹は他のお菓子屋さんでももっと出てくれないかなぁ……と思ってしまう。一口羊羹でも結構お腹いっぱいになってしまうんですよね。
ところでピエール・エルメ・パリではなんかコラボやってないのかな……ホームページとかTwitter見てみたけどなさそう(フランスは現在感染者の増加が著しいようなので、早く落ち着くことをお祈りしております)。
とらやさんのすぐお向かいには豊川稲荷がありました。
雰囲気素敵だな……と思いつつも、今回はご挨拶せずに駅に戻ります。
今度は丸ノ内線に乗って、西新宿へ。
コロナ禍で行くのをずっと躊躇していた、ずっと行きたかったお店に行きました。
それがこちら。
ヤクン・カヤ・トースト(新宿住友ビル店)!!!!!!!!!!!!
シンガポールのB級グルメというかソウルフード的な朝ご飯です。
ココナッツミルクと卵、南国のハーブ「パンダン」で作られた「カヤジャム」というミルクジャムと、 バターをトーストした薄切りのパンで挟んだ甘いサンドウィッチです。温泉卵がついてくるので、それに醤油と白胡椒をたっぷり振って、パンをつけながら食べるのがシンガポーリアン流でございます。
愛はこの記事に込めたので、よろしければどうぞ。
訪星する度に毎朝ファーイーストスクエア店(唯一炭火焼きでパンを焼いている旗艦店)でカヤトーストを食べまくっている(そのためにチャイナタウンに宿を取る)ワタクシといたしましては、オープンしてからずっとずっと行きたかったのです。
しかし、新宿まで出られるのは土日のみ。
新規感染者がなかなか減少傾向にならない東京都内で特に人が多そうな日に行くのは、なんとなくリスクが高い気がして敬遠していたのもあります。
平日のお茶の時間なら、そこまで混んでないだろうと踏んでお邪魔したのですが、予想通りでした……というか、予想以上にガラガラでした。
まぁ、何も言わずに見てくれ。
今回は暑かったのでアイスコピ(コンデンスミルク、砂糖もたっぷりのコーヒー)を一緒に注文しましたが、ホットだとやはりあのカップで出してくれるのだろうか……また行かねば。
もちろん、カヤトーストは卵に付けていただきます。
お醤油の塩味をまとったまろやかな卵が甘いカヤジャムの味を引き立ててくれます。次いでやってくるバターのコクとバニラのようなパンダンリーフの香り、白胡椒の微かなスパイシーさもたまりません。
やっぱり私、これ凄く好きだな……コロナ落ち着いたらめちゃくちゃシンガポールに行きたくなりました。
ちなみに新宿住友ビル店ではカヤトーストの他にもシンガポールチキンライスやプラウンミーやラクサ(シンガポールでよく食べられる麺)も食べられるみたいなので、今後行けたら試してみたいと思います。
まぁ、きっと、またカヤトースト食べちゃうんだろうけどね!!!
テイクアウトも本気で考えつつ自制して、1泊2日の東京旅行も終了。
新しく行ってみたいところやリピートしたいところも増えたので、今後落ち着いたらちょこちょこと行けたらと思います。